好天に恵まれた鈴鹿サーキット。ST600の予選が始まる頃には気温も上昇し、絶好のアタック日和。その中でまずトップに立ったのが今季3戦で2勝している岡本裕生。タイムは2分11秒232。従来のレコードタイムを大きく上回るものだ。2番手には鈴鹿出身、昨年この大会で初優勝を飾った南本宗一郎がつける。
しかし、その後すぐに荒川晃大が11秒068のタイムを叩き出しトップに浮上。その後、このタイムを上回るライダーは現れず、昨年の同大会に続き、荒川がポールポジションを獲得した。2番手がポイントリーダーの岡本、3番手にはSRS(鈴鹿レーシングスクール)出身で2018年の同大会で歓喜の初優勝を飾った佐野優人がセッション終了直前に11秒237をマークして入った。南本は11秒420で4番手。長尾健吾が11秒638で5番手、小山知良が11秒779でここまでがセカンドロウとなった。 |