ST1000クラスの公式予選は、前回第4戦ツインリンクもてぎの優勝で勢いに乗る名越哲平が、シーズン初のポールポジションを獲得した。セッション当初は津田拓也が2分9秒180をマークしてトップにつけていたが、それを名越が4周目にマークした2分8秒839で逆転、トップを奪った。岩戸亮介が9秒395,タイトルに王手の高橋裕紀が9秒422,スポット参戦の伊藤勇樹が9秒628で続いていた。
ポイントリーダーの高橋は、セッション後半を前に長目のピットイン。残り10分ほどのところでコースに復帰、アタックを開始した。そして9秒318をマーク、ポジションを一つ上げて岩戸を逆転、3番手に浮上した。その後も残り時間一杯までアタックを続け、最終的には9秒233までタイムを上げるが、順位は変わらず。ポールポジションは名越に決まった。津田、高橋までがフロントロウ。岩戸が4番手、終盤にタイムを上げた渥美心が9秒618で5番手にジャンプアップ、 伊藤が6番手でセカンドロウとなった。
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