朝から晴れ渡った岡山国際サーキット。ST600クラス1回目予選の後に始まったJ-GP3クラスの公式予選。セッション序盤から高杉奈緒子が1分36秒838を叩き出し、トップに付ける。2番手にはベテランの安村武志、今年ステップアップした成田彬人、村瀬健琉らが37秒台で続く。しかし、事前テスト、金曜日の練習走行から好調をキープする長谷川聖が36秒699をマークしてトップに立つとセッションも終盤にかけて各車ともアタックを続ける。 気温の上昇につれて路面温度も上がる中、終盤に大きくタイムを上げるライダーはおらず、長谷川が序盤のタイムのまま、ホームコースで初めてとなるポールポジションを決めた。長谷川は今季3度目のポールポジション。 2番手は高杉、3番手には終盤のアタックで37秒348をマークした村瀬、37秒515で安村、成田37秒791、こちらも終盤に上げた福嶋佑斗が38秒150で6番手に続き、ここまでがセカンドロウとなった。