午後から予定されていたJSB1000、J-GP3クラスは激しい雷雨のため公式予選がキャンセルとなったが、J-GP2の公式予選は16時から30分間の予定で開始された。ウエット路面の中、序盤から名越哲平、岩戸亮介、関口太郎らの上位陣がタイムと順位を入れ替える争いが展開された。セッションが進むに連れてタイムも上がり、順位争いも熾烈になってきた。中盤以降は榎戸育寛がトップに立つと、徳留真紀、岩蕪N朗らのベテラン勢も上位に食い込んでくる。
残り5分頃、アタックの行方が読めない中、1秒810でトップの関口と激しくタイムを争っていた岩戸も含め、各ライダーとも最後のアタックに挑む。岩戸が一気に0秒742で2番手以下を突き放す。関口、名越もタイムを削ってくるが上回ることはできない。目まぐるしくモニター上のタイムと順位が入れ替わる中、最後に榎戸も0秒823に入れて2番手のポジションを死守。結局、岩戸がそのまま第4戦SUGO、第5戦筑波に続いて3戦連続でポールポジションを決めた。2番手に榎戸、3番手は1秒446で名越、関口が1秒664で4番手、岩浮熏ナ後に1秒911までタイムアップして5番手、セカンドロウの最後6番手には中村修一郎が2秒110で食い込んだ。 |