好スタートを切ったのは、ポールポジションスタートの岩戸亮介。これに関口太郎、名越哲平、岩蕪N朗、伊達悠太、榎戸育寛、石塚健、徳留真紀、中村修一郎と続いて行く。トップを行く岩戸は、オープニングラップから積極的にペースを上げ、2番手以下を引き離してホームストレートに戻って来る。岩戸は、第4戦SUGOのような独走体制を築くかと思われた。後方からは、作本輝介が、ファステストラップを更新する走りで追い上げてくる。オープニングラップは、8番手だったが、2周目には、4番手に浮上! さらに前を追って行く。
その後、岩戸はペースを上げられず、後方から関口がジリジリと近づいてくる。岩戸を先頭に、関口、名越、作本が等間隔となる。そしてレースも折り返しを迎える9周目に関口が第2ヘアピンで岩戸をかわしてトップに浮上する。その前の周に名越をかわし3番手に浮上した作本は、10周目に入るホームストレートで一気にトップに立つ。岩戸も関口をかわし2番手に上がり、関口、名越と4台がワンパックとなっていた。11周目には、第2ヘアピンで関口が岩戸をかわして2番手に浮上。さらに前に上がりたいところだったが、12周に入るホームストレートで岩戸が抜き返す。13周目のホームストレートでは、名越がスリップストリームをうまくつかい関口をパスし3番手に上がると、14周目の1コーナーで岩戸をかわし2番手に、そして第2ヘアピンで作本をかわしトップを奪取する。そのまま逃げ切りたい名越だったが、残り2周となる17周目の1コーナーで作本がトップに上がると、ファイナルラップの勝負となって行く。名越が1コーナーでトップに浮上。後方では、第1ヘアピンで岩戸が作本をかわすと、第2ヘアピンでは、岩戸が名越のインを突きトップに立つ。岩戸は、そのまま後続を抑え切り、今シーズン3勝目を飾った。名越は健闘の2位。3位に作本、4位に関口と続いてチェッカーフラッグを受けた。
5位には、追い上げのレースを見せた三原壮紫が入り、トラブルを抱えながら6位に入った尾野弘樹、7位に岩普A8位にケミン・クボ、9位に伊達、10位に榎戸と続いた。 |