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SUPERBIKE RACE in MOTEGI

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全日本ロードレース選手権J-GP2

2017 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第1戦 in 筑波
主催:筑波サーキット(2,070m)

予選・決勝第1レースレポート
開催日:2017-4/8
Weather :曇 Track :セミウェット
公式レポート(PDF) 2017Rd1TC_Express.pdf
最終ラップ最終コーナーで明暗を分けたJ-GP2クラスレース1
水野涼がクラス初優勝を達成! 関口太郎は無念のクラッシュ
レース2は、どんなレース展開が待っているのか!?

 新しいシーズンがついに始まった。全日本ロードレース選手権は、今年もJ-GP2クラス、J-GP3クラス、ST600クラス、2年目を迎えるMFJ CUP JP250が、ここ茨城県・筑波サーキットで開幕した。

 J-GP2クラスは、昨年のチャンピオン浦本修充が再びJSB1000クラスにスイッチしたため、今シーズンもチャンピオン不在となる。昨年のST600クラスチャンピオンの榎戸育寛がKALEXで、J-GP3チャンピオンの徳留真紀がSPEED UPというMoto2™マシンでエントリー。Thailandヤマハチームノリックから全日本デビューするケミン・クボ。Team KAGAYAMAに移籍した三原壮紫。Team高武RSCは、作本輝介に加え、岩戸亮介もJ-GP2クラスにスイッチするなどライダーの動きやマシン面での変化が見られた新シーズンだが、作本は、先週行われた事前テストで転倒し負傷。残念ながら欠場を余儀なくされている。

 事前テスト、そして木曜日から始まったレースウイークの流れを見ると2台の仕上がりが群を抜いていた。その一台が、木曜日にJ-GP2クラスでは前人未踏の56秒台に入れた水野涼だった。昨年は、ランキング3位となったが、優勝はなかっただけに、まずは1勝、そしてシリーズチャンピオンを視野に入れていた。今年は、サスペンションをオーリンズに変更。一からのスタートとなっていたが、テストからいい仕上がりを見せ、アベレージもよくなって来ていた。そしてもう一台が関口太郎だった。昨年、ランキング2位となった関口は、再び自らのチームでスタート。マシンは同じHP6だが、昨年使っていたものとは違ったため個体差をライダーもメカニックも感じながら徐々にペースを上げてきていた。決勝は、この2台の戦いに、他のライダーが、どこまでついて来られるかがレース展開を左右するポイントだった。

 公式予選、そしてレース1が行われた土曜日は、朝から弱い雨が降り、路面はウエット。一時は、止むかと思われた雨だったが、霧雨が強くなったり、弱くなったりする不安定な天候となっていた。

 ウエットコンディションで行われた公式予選は、セッション終盤に各ライダーはベストタイムを記録。榎戸、生形、水野とリーダーボードのトップは入れかわっていき、最終的に水野が1分01秒631でレース2のポールポジションを獲得。榎戸、関口、生形と続くが、生形は、最後に最終コーナーで転倒。「すべって行くときに"昨年と同じか!"と思わず自分に突っ込みを入れた」と言うほど昨年のデジャヴかと思われる転倒だった。その直後に行われたスーパーポールは、雨のため15分の計時で争われることになったが、生形は、昨年と同様にマシンの修復に追われることになっていた。公式予選の上位10台によって争われたスーパーポールは、開始5分というところでケミンがS字コーナーで転倒し、赤旗が提示される。セッションが再開されると生形もコースイン。セッション終盤に1分01秒504をマークした榎戸がレース1のポールポジションを獲得する結果となった。以下、関口、水野、石塚健、生形、岩戸と続いた。

 20周で争われたレース1。関口がホールショットを奪うが、最終コーナーの進入で榎戸がトップに浮上し、オープニングラップを制する。関口、石塚、水野と続き、早くもこの4台がトップグループを形成、5番手以下は生形、岩崎、ケミン、大木崇行、柴田陸樹、三原壮紫、岩戸と続いていた。

 スタートで出遅れた水野だったが、2周目に石塚を、3周目に関口をかわすと4周目には榎戸をかわしてトップに浮上すると、そのままレースをリードする。トップグループにつけていた石塚は、マシントラブルが発生し遅れ、榎戸も関口にかわされると徐々に単独走行となって行く。トップ争いは、水野と関口の一騎打ちとなり、1コーナーで何度もポジションを入れかえるバトルとなる。そして関口がトップで最終ラップに突入するが、水野は、狙いすましたように1コーナーでインに入りトップに浮上。そのまま最終コーナーに入って行く。最後まであきらめずにアクセルを開けた関口だったが、最終コーナー立ち上がりで痛恨の転倒。水野がトップでチェッカーフラッグを受け、うれしいJ-GP2クラス初優勝を達成。関口は再スタートし、12位でゴール。2位にJ-GP2初レースの榎戸、3位に石塚が入り、3人の18歳ライダーが表彰台に上がる結果となった。

 レース2も20周で争われるJ-GP2クラス。水野がダブルウインを飾るか!? 関口の巻き返しはあるのか!? どんなレース展開となるのか、ぜひ注目して欲しい!!

 
各クラスポールシッタ
決勝第1レース 優勝 #634 水野 涼 MuSASHi RT HARC-PRO 決勝第2レース ポールポジション:1分01秒631
「自分の走りをすればもっといけると思っていましたが、第1レースの予選では少し自分の予進め方にミスもあって、アタックできずに終わってしまった感じです。それについては素直に悔しいですけど、決勝第1レースに向けては、もっとペースは上げられると思っていました。レースはスタートでミスって順位を落としてしまったのですが、終盤は焦らずにポジションをよく見て(関口さんの)ペースも上がっていなかったので、最終ラップに照準を合わせていました。今季は全戦ポールtoウィンを狙っていたのですが、それは出来なくなりましたので、第2レースでは、しっかりそれを実現したいですね」
 
決勝第1レース 2位 #32 榎戸 育寛 MOTO BUM HONDA 決勝第1レース ポールポジション:1分01秒504
「決勝第1レースのポールポジションについては、自分でも納得はしています。レースではトップの2台とは徐々に離れて行く展開になったんですけど、セッティングをがらっと変えて臨んだらそれがあまり当たらず、という感じです。ペースはあまり落ちなかったのですが、先行する2台には対応できなかったですね。あと、ウェットパッチの影響が大きくて、セッティングが合わない部分が残って…。悔しいです。とはいえ、第1レースではポールポジションからスタートできて、明日の第2レースも2番手グリッドですから、山ほどある今日の反省点を整理して、日曜日の第2レースに活かしたいですね」
 
決勝第1レース 3位 #5 石塚 健 WILL-RAISEracingRS-ITOH
「序盤トップ争いしていました。ペース的にも大丈夫でしたし、中盤から後半にかけて勝負できるかな、と思っていました。しかし、途中エンジントラブルが出てしまい、残りの周回は本当に我慢のレースでした。トラブルがなかったら、と思うと悔しいレースですね。第2レースではもっと良いレースをしたいと思います」
 
レーススタート
レーススタート
 
レーストップ争い
 
レーストップ争い
レーストップ争い
レーストップ争い
 
J-GP2の年間参戦ライダー集合撮影
J-GP2の年間参戦ライダー集合撮影
 
TXT: Superbike.jp/Photo : H.Wakita(c)
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