6月25日(土)朝一番に行われたMFJカップシリーズJP250クラス第3戦の公式予選。シリーズの開幕戦筑波でポールポジションだった山本剛大が、まだ雨の残るコンディションの予選から他を圧倒するタイムで連続ポールポジションを獲得。2番手のチームメイト兵藤龍之介とは1.5秒の差があるものの1-2ポジション、3番手にはナショナルライセンスの前田龍哉が入り、続いて仲村優佑、森俊也、南本宗一郎が2列目に並ぶ。
ドライとなった決勝レースでも山本は絶妙なスタートを切り、オープニングラップからレースをリードする構えを見せる。1周目にコンマ8秒、2周目には早くも2.5秒と差は広がるばかり。その後ろでは兵藤を先頭に南本、仲村、阿部徹郎、前田らが集団を作りバトルを展開する。そのバトルを尻目に山本は1分45秒台のペースでリードを広げて行き、結局9秒以上の大差を付けて2連勝を飾った。2位争いは最終ラップに激しさを増したが、南本がバトルを制した。阿部、兵藤の順でチェッカーを受け、仲村は最終コーナーで転倒、集団からは遅れていた前田が5位に入り、ナショナルクラスで優勝となった。 |