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栗原佳祐、2年振りのポールポジション!
「結果でチームに貢献すること。それがボクの仕事」 |
快晴のレース日和となったオートポリス。全日本選手権最初の予選、J-GP3クラスは、序盤から上位陣がタイムを塗り替える展開となった。村瀬健琉、中山愛理、高杉奈緒子、福嶋佑斗らに割って入ったのが代役スポット参戦の栗原佳祐。細谷翼、鈴木大空翔らのティーンエイジャーもタイムを上げて来る。この時点で福嶋が1分58秒810でトップ。2番手には中山の58秒833。58秒台はこの2人だけだった。
35分間のセッションも後半に入ると、さらにタイムアタックが激しくなり、各ライダーともタイムを上げてきた。そして、残り時間も5分程の時点で6番手だった栗原が58秒310をマークしてトップに浮上。村瀬も58秒988に上げ、チェッカー周には高杉も58秒713を出して順位を2番手へと大きく上げるが、結局栗原がそのままポールポジションを獲得した。高杉が2番手、3番手が福嶋、以下中山、鈴木、村瀬の順となった。 |
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ポールポジション : 1'58.310
#17 栗原佳祐 WJ-FACTORY |
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『これまでバイクのことしか考えて来なかったので、一度違った世界も知る必要があると思って一旦バイクからは離れた、レースは参戦しないつもりだったんです。でもやはりバイクが好きで、そんな時にWJのチームオーナーからオファーがあった。2週間前に!本当に1年振りにバイクに乗りましたが、J-GP3も経験長いので、色々な引き出しを組み合わせて挑みました。自分はチャンピオンシップにも関係ないし、地味にタイムを上げて、メカニックともじっくり話し合って、セットを進めて、普通に走ったらこのタイムが出たって感じです。正直、こんなんでポールポジションで良いの?ですね。あと1秒以上速くないとだめだと思うので、明日のフリーでまだ足りない所を無くしてレースに臨みたいですね』 |
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栗原佳祐 |
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TXT: Superbike.jp/Photo : H.Wakita、Y.Harada&Toshihiro SATO (c) |