1セッション40分間のJ-GP2クラス公式予選。真っ先にコースインしていった高橋裕紀が、まずはトップに立つ。しかし、今季好調な渥美心が3周目に2分10秒891と早くもレコードタイムをブレイクしてトップを奪う。ところが渥美は、その後S字でマシンをコースサイドで止めてしまった。一旦2番手に後退した高橋だったが、その後は走る毎にタイムを削り取り、中盤のアタックで10秒721でトップを奪い返すと10秒067までタイムアップ。
セッション終盤に各ライダーがアタックを行なう中、岩崎哲朗が10秒966と10秒台に入れて、日浦大治朗から3番手を奪う。高橋はその後もアタックを続け、9秒台に突入させると、最後は9秒529までタイムを更新して、連続ポールポジション獲得を「6」に伸ばした。
渥美はトラブルのためその後は走れなかったが、序盤にマークしたタイムのままで2番手グリッドとなった。3番手は岩崎、次いで日浦、2ポイント差で高橋とタイトルを争う生形秀之は最後にタイムアップして5番グリッドとなった。さらに、岩田悟、関口太郎、作本輝介と続く。 |