J-GP2クラスの公式予選は、序盤、高橋裕紀が早くも1分31秒台でトップに立つと、さらに初日を上回る31秒657をマークすると、31秒台での周回を重ねていく。2番手に井筒仁康で32秒687、3番手に32秒966で岩田悟、さらに石塚健、日浦大治朗、渥美心らが続く。関口太郎、大木崇行らもタイムを上げてくる。セッションも後半に入ると、各ライダーともタイムを削り、アタックが激しくなってくる。
高橋が31秒480とタイムアップしてトップをキープ、関口が32秒407で奪った2番手を岩田が32秒367で上回って獲得するが、序盤に下位に沈んでいた生形秀之が中盤以降に33秒台まで上げると、最終ラップで一気に32秒063までタイムアップして2位に浮上した。しかし高橋のタイムを上回る者は現れず、結局開幕からの連続ポールポジションを5に伸ばすこととなった。
なお、高橋は、第5戦もてぎでのペナルティポイントにより、今大会の予選ベスト5タイムを削除されることになったが、それでもポジションは変わらず、タイムは1分31秒825でのポールポジション獲得となった。 |