今大会から新しい予選方式が導入されたST600クラス。一つのセッションを各15分間のQ1、Q2の2部構成とし、Q2では、Q1の上位12台と13位以降のそれぞれの最終グリッドが決まる、というルール。タイヤ本数制限はそのまま適用され、予選/決勝で1セットのままだ。最初のQ1ではほぼ全車が開始直後からコースイン、最初の2〜3周でアタックを終えるという流れとなった。その結果、トップの横江竜司以下、デチャ・クライサー、稲垣誠、大久保光、大崎誠之、チャランポン・ポラマイ、榎戸育寛、岩戸亮介、奥野翼、前田恵助、田尻克行、12位の中本郡までがトップ12となった。
10分のインターバルを経て始まったQ2でも、やはり上位陣のアタックは2周ほどで、ワンチャンスによるシビアなものとなった。その結果、1分33秒520でデチャがポールポジションを獲得した。これは、J-GP2クラス参戦している2013年のここ岡山国際大会以来となる。
2番手には34秒019で横江、34秒111でチャランポンとYamaha Thailand Racing Teamがフロントロウを独占、2列目に大久保、大崎、岩戸と続く。13番手はQ2で11番手にあたる34秒972をマークした近藤湧也となった。 |