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横江竜司が終盤のアタックでポールポジション!
「抜かれたとしても最後に勝負できるようにしたい」 |
ブリヂストンのワンメイクタイヤ制が導入され、予選〜決勝を通して使えるタイヤは1セットに制限された。それにより、30分間の予選はがらりと様子を変えた。もてぎの予選では、セッション開始とともにコースインをしたのは9台ほど。稲垣誠、中山真太郎が57秒台でトップ2。その後徐々にコースイン車両、ピットに戻る車両と入れ替わり、田尻克行の57秒412に続いて岩戸亮介が57秒182でトップタイムを塗り替える。その後中本郡が56秒822で逆転トップとなる。
セッションの終盤に、前回優勝の大崎誠之、Yamaha Thailand Racing Team の横江竜司、デチャ・クライサー、チャランポンポラマイが登場し、アタックを開始する。ここで横江が56秒095でトップに立ち、2番手にデチャが56秒398、次いでチャランポンが56秒507、そして大崎が56秒545でYAMAHA R-6勢が上位を占める。
しかし、セッションの最終盤で大久保光が56秒123で2位に、榎戸育寛が56秒504で4位に割って入り、Honda CBR勢が一矢報いた。 |
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ポールポジション:1分56秒095 #6 横江竜司 Yamaha Thailand Racing Team
『先週のテストでサスペンションなどを変更して、オートポリスと比べるとベストタイムもアベレージもかなり良くなってきました。ただ、今季から新しく使っているサスペンションで、昨日の午後では変更が出来ず、今日は思い切ってそれを試して勝負に出て予選を走りました。路面温度がかなり上がったので、グリップは良くなかったのですが、その中では納得できるタイムだったので、もう1周しようか迷ったんですが、アタックは1周で終えました。そうしたら運良くポールポジションが取れた感じです。決勝はここにいるライダーはもちろん、大崎さんも絶対に来ると思いますから、出来るだけ逃げたいですが、抜かれたとしても最後に勝負できるような状態に持っていきたいと思います 』 |
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横江竜司 |
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大久保光 |
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TXT: Superbike.jp/Photo : H.Wakita/(c) |
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