ST600に続いて行なわれたJ-GP3の公式予選セッション。雨はますます激しくなり、ピットロードにも川が流れるほど。その中でも各ライダーとも果敢に責め、タイムアタックを展開していく。伊達悠太、小室旭、菊池寛幸、宇井陽一、鳥羽海渡、作本輝介、岩戸亮介らが上位で順位を入れ替えていく。セッションが進むに連れて雨も激しくなるが、中盤には小室が2分33秒966に入れて、その時点で35秒852でトップだった作本からトップを奪う。9位前後だった山田誓己も一気にタイムアップし3番手まで浮上してきた。
そして雨はさらに激しくなる中、作本は再びアタック、区間タイムでベストを更新しながら西ストレートを通過した時に赤旗が提示されるというバッドタイミング。再開後は雨がますます激しくなる中、各ライダーが走行を続けるが、上位陣ではタイムアップするライダーは現れず、小室が2010年以来、J-GP3クラス初のポールポジションを獲得した。2番手は作本、3番手山田までがフロントロウ、菊池、宇井のベテランが続き、鳥羽が6番手となった。ランキング2位の水野涼は13番手から山田を追う。 |