セッションの序盤、まずは野左根航太が1分32秒403でリーダーボードのトップに立った。デチャ・クライサー、高橋英倫、中本翔らが続く。中盤にかけて長島哲太がタイムを大きく更新。1分31秒779で2番手まで上げてきた。野左根も31秒642まで上げており、トップは変わらない。しかし、その後デチャが31秒512をマーク、一気にトップを奪った。しかし、野左根は31秒474まで上げて再びトップに立ってピットイン、終盤のアタックに備える。
各車もピットインしていよいよセッション後半のアタックが始まった。その中でデチャが31秒196と自己ベストをコンマ3秒近く更新してトップをキープ。野左根が31秒360、長島も31秒652とそれぞれタイムアップするものの、順位はそのまま。しかし、最後の最後で長島が1分31秒179をマーク、激しい予選アタックを逆転で制した。デチャは2番手、3番手にはチェッカー周回で大きくタイムアップした浦本 修充が31秒285。4番手に野左根、ST600とのWエントリーの井筒仁康が最後にタイムアップして5番手に入った。生形秀之も6番手まで上げて予選を終えた。結局1分31秒台に10人がひしめく大激戦となったJ-GP2の予選、決勝も激しいバトルになりそうだ。 |