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全日本ロードレース選手権第1戦もてぎ

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全日本ロードレース選手権ST600

文部科学大臣杯 2019 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第1戦 SUPERBIKE RACE in MOTEGI
主催:ツインリンクもてぎ(4.801km)

決勝レース2レポート
開催日:2019-4/7
<イベント概要>

■2019年MFJ全日本ロードレース選手権第1戦
SUPERBIKE RACE in MOTEGI

●開催概要:
4月7日(日) 決勝レース
天候:晴れ コース:ドライ
気温:19.9度 湿度:43%

4月6日(土) 公式予選・決勝レース(JSB1000決勝レース1・JP250)
天候:晴れ コース:ドライ
気温:18.9度 湿度:10%
※両日ともに宇都宮気象台 15:00発表

●会場:栃木県 ツインリンクもてぎ(1周4,801.379m)
●観客:土曜日:6,900人 日曜日:6,900人

レース2も最終ラップまで緊迫の接近戦となったトップ争い
中須賀克行が高橋巧との一騎打ちを制しダブルウイン!

 日曜日に行われたレース2。土曜日より雲が多いため、路面温度は35度と前日より、やや低いコンディションでスタート。好スタートを切ったのは、セカンドグリッドの高橋巧。これに加賀山就臣、中須賀克行、秋吉耕佑、渡辺一馬、渡辺一樹、野左根航汰、水野涼、岩戸亮介、ザクワン・ザイディ、津田拓也、羽田太河、濱原颯道、前田恵助、星野知也と続いて2コーナーを立ち上がって行く。中須賀は、3コーナーで加賀山をかわし2番手に上がると高橋のテールをマーク。後方でも野左根が4番手に上がり、渡辺一樹、秋吉というオーダー。レース1とは違いスタートダッシュが決まった高橋は、オープニングラップからペースを上げる。このペースについて行きたい野左根は、2周目の1コーナーから2コーナーで加賀山をかわして3番手に上がるが、その差は離れる一方だった。高橋のテールには、ゼッケン1をつける中須賀が迫り、またも一騎打ちのトップ争いとなっていく。後方では、野左根が単独走行となって行き、加賀山、渡辺一樹、秋吉、渡辺一馬、水野と5台が4番手争いの集団を形成。渡辺一樹と渡辺一馬が加賀山をかわすと渡辺同士の4番手争いとなり、5周目のS字コーナーで渡辺一馬が前に出ていく。さらに後方では、6周目の3コーナーで秋吉が加賀山のインを突くが、4コーナー立ち上がりで2人とも僅かに失速。そのすきに水野が前に出て6番手に浮上する。

 トップ争いが動いたのは、8周目だった。S字コーナーの進入で中須賀が高橋をかわし、このレースで初めてトップに立つとレースをコントロールして行く。高橋も中須賀のペースに合わせ、レース終盤のスパートに備えていた。中須賀は、残り5周となったところで、ブレーキングポイントを徐々に奧に取っていき、要所要所を抑える作戦に出る。高橋も中須賀のテールをピタリとマークし、レース1とは違い射程圏内でファイナルラップを迎える。レイトブレーキングを見せる中須賀に対し、高橋も同じようなブレーキングで対抗するが、前に出ることができない。90度コーナーを立ち上がり、セカンドアンダーブリッジからビクトリーコーナーで高橋は最後の勝負に出ようとしたが入ることができない。中須賀が高橋を抑えきりトップでチェッカーを受け、開幕戦をダブルウインで終えた。高橋はレース1に引き続き2位となったが、その内容は、よかったと言えるだろう。3位には、単独走行となっていた野左根が入り、4位争いは、渡辺一樹が制した。5位に渡辺一馬、6位に水野、7位に加賀山、8位に秋吉、9位にザクワン、10位に岩戸と続くトップ10だった。

 
JSB1000表彰台
 
優勝/#1 中須賀克行 YAMAHA FACTORY RACING TEAM(中央)
『朝のウォームアップ走行でセットを合わせきれずにいたので不安を抱えながら決勝を迎えていましたがスタートに集中しようと気持ちを切り換えていました。焦りがあったのか高橋選手が前に出て行くのが見えて慌ててクラッチミートしてしまいミスしてしまいました。その後は、落ち着いて高橋選手について行きましたが、レース1のときより速いペースだったので、このままのペースでは23周タイヤがもたないかと思い、自分のリズムで走ろうと前に出ました。ラスト5周はブレーキングポイントを深くしていったのですが、それでもタイムは落ちなかったので、このまま行こうと思いました。最後まで接戦でしたが、要所要所を抑えることができてよかったです』
 
2位/#13 高橋巧 Team HRC(左)
『レース1で問題があった部分は改善されていましたし、朝のウォームアップ走行で1分48秒フラットが出ていたので、決勝では、1分47秒台で走れると思っていましたが、それほどペースを上げることができませんでした。抜かれてからは、ある程度の感覚を保ちながらペースを合わせて行きました。終盤に入ってスパートをかけてくると思っていましたし、ブレーキングポイントが深くなっていったのも分かっていました。その中でミスもあったのでチャンスがあると思っていたのですが、それがラストラップの3コーナーでした。そこで自分自身も奧にブレーキングポイントを取ってしまい、抜くことができず、ビクトリーコーナー手前でも入ろうと思いましたが、そのまま勝負したら転ぶと思ったのでしかけるのをやめました。それほど得意ではないツインリンクもてぎで、僅差ゴールできているので、鈴鹿では勝てるように頑張ります』
 
3位/#4 野左根航汰 YAMAHA FACTORY RACING TEAM(右)
『レース1の反省を生かしてマシンセットを変更し、朝のウォームアップ走行でまずまずの手応えがありました。スタートからオープニングラップのペースがよくなかったので、何とか全力を尽くしましたが、2人の方が速く離されてしまいました。開幕戦を終えて課題も見えて来たので、次戦の鈴鹿では、何とか2人と一緒にトップ争いができるように金曜日の走行から集中していきたいです』
 
レーススタート
レーススタート
 
序盤のトップ争い
序盤のトップ争い(#13高橋巧と#1中須賀克行)
 
3位になった野左根航汰
3位になった野左根航汰
 
中須賀克行の走り
中須賀克行の走り
 
表彰台でアピール、中須賀克行
表彰台でアピール、中須賀克行
 
JSB1000クラス年間出場ライダー
JSB1000クラス年間出場ライダー
 
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TXT: Toshihiro SATO/Photo : H.Wakita (c)
 
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