ST600クラスの公式予選も40分間の1セッションで行われる。4周目に早くも1分32秒990のタイムをマークしてトップに立ったのは榎戸育寛、前回SUGOでポールからスタートし最後に榎戸をかわして優勝を遂げた岩戸亮介が、33秒319で2番手、3番手にはこちらも前回SUGOで最後までトップ争いを展開した前田恵助が33秒390のタイムで続く。4番手にデチャ・クライサーが33秒823とここまでが33秒台、チャランポン・ポラマイが34秒233で5番手、34秒468で亀井雄大が6番手。
セッションが後半に入ると、上位陣ではタイムを更新するライダーは現れず、結局ポールポジションは全日本初となる榎戸が獲得した。続く岩戸と前田のともにティーンエイジャーの3人は、前回SUGOでも激しいバトルを展開している。後続のデチャとチャランポンのアジア勢、さらに亀井らの若手もこれに加われば、決勝レースは激しいバトルになりそうだ。 |