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SUPERBIKE RACE in MOTEGI

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全日本ロードレース選手権J-GP2

文部科学大臣杯 2016年 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第6戦 MOTEGI 2&4 RACE
主催:ツインリンクもてぎ(4,801m)
決勝レポート
開催日:2016-8/21
●開催概要:
8月21日(日) 決勝レース
天候:晴/コース:ドライ
気温:32.3度/湿度:58%

8月20日(土) 公式予選
天候:晴/コース:ウェット〜ドライ
気温:29.2度/湿度:67%
●観客:土曜日:12,000人 日曜日:16,500人

 
生形秀之が3度目の正直で手に入れた3年振りの勝利!

 台風が3つも日本列島に接近し、公式予選の行われた土曜日は不安定な天候の中、何とかドライコンディションで行われたが、日曜日は、その影響がウソのようになく、朝から青空が広がった。J-GP2クラスがスタートするころには、雲が空を覆い始め、弱冠路面温度も下がったが、レースが始まると太陽が再び顔を出し、厳しい暑さの中での決勝となった。

 ホールショットを奪ったのは、セカンドグリッドからスタートした浦本修充だったが、2コーナーで関口太郎が前に出て行く。さらにポールポジションスタート生形秀之が、3コーナーで浦本をかわし2番手に浮上。以下、日浦大治朗、井筒仁康、國峰啄磨、作本輝介、水野涼、石塚健、上和田拓海と続いて行く。スタートで出遅れた水野だったが、オープニングラップを7番手で終えると、1コーナーで井筒を、3コーナーで國峰を、S字コーナーで日浦を、ヘアピンで浦本とごぼう抜きで3番手まで上がってくる。その直前のV字コーナーでは日浦が単独転倒。再スタートするが、順位を大きく落としてしまう。

 アッと言う間に3番手まで上がって来た水野は、その勢いのまま生形の背後に迫ると4周目のS字コーナーで2番手に上がると、90度コーナーで関口をもかわしてトップに浮上する。トップグループは、水野、関口、生形が三つ巴のバトルを展開し、やや離れて浦本が続いていた。その後方では、井筒をかわし5番手に上がって来た上和田が浦本に迫る勢いだったが、7周目のヘアピンで痛恨の転倒。こちらも、すぐに再スタートするが最後尾までポジションを落としてしまう。再び5番手に上がった井筒だったが、9周目の2コーナーで電気系トラブルが発生してしまいマシンを自ら止めてしまう。かわって5番手に上がったのは、井筒のチームメイトである石塚だったが、90度コーナーで勢いに勝る作本が前に出て行く。

 トップ争いは、8周目の5コーナーで関口が水野をかわしトップに立つが、その座も長くは続かなかった。10周目の3コーナーで水野をかわし2番手に上がった生形は、11周目の90度コーナーで関口をかわしてトップに浮上するとレースをリードして行く。現在、ランキングトップにつけ5連勝を狙っていた浦本も必死の追走を見せ、トップグループに加わろうとしていた。

 その後、関口と水野は、何度か順位を入れかえる。そしてレース終盤にバックマーカーが3台ほど絡んだときに、浦本は引っかかってしまいトップ争いから事実上脱落してしまう。そして生形をトップに、関口、水野と続いてファイナルラップに突入して行く。関口は、S字コーナーからV字コーナーのブレーキングで勝負しようとしたがインに入れない。逆に90度コーナーで水野が関口のインに入り2番手に浮上。セカンドアンダーブリッヂからの左高速コーナーで関口は水野に並んでいくが、最終・ビクトリーコーナー立ち上がりでハイサイドを食らってしまい、あわや転倒という場面だった。生形がトップでチェッカーフラッグを受け、2013年の第4戦筑波以来、約3年振りの勝利を飾った。水野は0.428秒差で2位に入り、J-GP2クラス初表彰台。最終コーナーでハイサイドを食らい、加速が鈍った関口に浦本が並びかけリザルト上では、0秒000差となった2人は、写真判定で関口が3位、浦本が4位となった。5位に単独走行となった作本が入り、石塚が6位、長尾健吾が7位、8位に國峰啄磨、9位に渥美心、10位に三原壮紫、11位に大木崇行、12位に稲垣誠、13位に柴田陸樹と続いた。14位に転倒再スタートから追い上げた日浦が入っている。

 

表彰台
 

優勝/#2 生形秀之 エスパルスドリームレーシング
『この時期の22周というのは、長いですし、ライダーにも厳しいレースでした。トップに立ったときに後ろを見ると、2人とも同じブリヂストンを履いていましたし、誰かが抜け出すことも難しい状況でしたので、レース終盤に余力を残すことを考えていました。ラストラップに入る前にモニターを見て後続の位置を確認していましたし、最終ラップにベストを出せたので抑えられると思っていました。トップでチェッカーフラッグを受けることができ、本当にうれしいです。この調子で残り2戦も勝ちに行きます!』

 
2位/#634 水野涼 MuSASHi RT ハルク・プロ
『今シーズンよりJ-GP2クラスにステップアップしたのですが、ここまで転倒してしまうレースが多く、なかなか成績を残せていなかったので素直に表彰台に上がることができたことは、うれしいです。今回は、最後までトップ争いをして2位になることができたので、次回の岡山国際は、優勝できるように頑張ります』
 
3位/#44 関口太郎  MISTRESA with HARC-PRO.
『スタートはうまく行ってトップに立つことができたのですが、4輪の走った影響が、どれくらい出るのか分からなかったので、なかなかペースをつかめずにいたら水野選手にかわされてしまった。その後、水野選手のペースを見て、前に出てレースを引っ張った方がいいと思い、再び前に出たのですが、3人とも同じタイヤだったこともあってレース終盤に勝負できる状態にしようと走っていました。生形選手が前に出てからは、うまく抑えられてしまいましたね。最終ラップは、水野選手に抜かれ、最終コーナーであわや転倒というハイサイドでしたが、何とか3位でゴールでき、表彰台をキープできたので今回は、よかったと思います』
 
レース
レース序盤、#44関口太郎をトップに#2生形秀之、#634水野涼と続く
 
終盤のトップ争い
終盤のトップ争い、#2生形秀之、#634水野涼、#44関口太郎
 
待望の優勝を遂げた生形秀之
待望の優勝を遂げた生形秀之
 
生形秀之
生形秀之
 
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TXT: Toshihiro SATO/Photo : H.Wakita(c)
 
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