雲に覆われているものの、雨は上がり、路面は乾きつつあるコンディションの中、土曜日最初のJ-GP3クラスの予選セッションが始まった。当初は1分44秒〜45秒台だった上位陣のタイムも、セッションが進み路面状況が改善されて行く中で更新されていった。中盤頃には佐野優人が41秒030でトップ、伊達悠太、長谷川聖、宇井陽一らも41秒台でそれに続く。
さらに栗原佳祐が39秒803に入れると、伊達が39秒164をマークするなど、上位陣は周回毎にタイムを削ってくる。その中でも栗原は残り10分で真っ先に38秒台に入れた後もタイムを周回毎に縮めてくる。伊達、古市右京、徳留真紀、菊池寛幸、太田虎之進らも38秒台にいれてくるが、栗原はさらに37秒353までタイムアップ、そして最終的には36秒879をマークして、開幕戦筑波以来となる今季2度目のポールポジションを獲得した。伊達も37秒383と追随するが2番手、3番手には徳留が37秒459で続いた。4番手からは古市、太田、菊池の順で並ぶ。 |