今大会で唯一50分間の1セッションで争われたJ-GP2の公式予選。雲が多いながらも日差しのある暑い時間となった。初日の練習走行で非公式ながらレコードタイムを破った長島哲太がセッション序盤に57秒977でトップに立つ。しかし、筑波をホームコースとする現レコードホルダーの中本郡が57秒868でトップを逆転。野左根航太、大木崇行、そして58秒155のデチャ・クライサーと続く。 セッションの終盤、高橋英倫が57秒813でトップに立つが、井筒仁康が57秒台を連発、57秒603でトップを奪う。その直後に中本が57秒528でトップを奪回、デチャ、生形秀之、浦本修充らも57秒に入れてくる。そして残り5分で長島がレコードタイムまで0.004秒に迫る57秒380を叩き出し、結局このタイムで激しい予選を制してポールポジションを獲得した。