朝から雲一つない快晴となったオートポリス。レース2が行われた日曜日は暑くなり、レース2がスタートするころには、路面温度は55度まで上がっていた。 レース1で負傷したチャランポン・ポラマイ、國川浩道は、リタイア届けを出し、2つのグリッドが空いたままレース2はスタートした。セカンドグリッドからスタートしたデチャ・クライサーがホールショットを奪い、大崎誠之、津田拓也、中冨伸一、渡辺一馬、岩崎哲朗、井筒仁康と続いていく。オープニングラップは、デチャが制し、大崎、中冨、渡辺、岩崎と続いていく。津田は、エンジンを載せ換えたため、序盤は抑えながらの走行を余儀なくされており、6番手にポジションを落とす。以下、井筒、小林龍太、横江竜司、佐藤裕児、稲垣誠と続き2周目に突入する。ここで2番手に中冨が大崎をかわして2番手に浮上する。その後方では、渡辺のペースが上がらず、トップ3がやや抜け出していくと、3周目の1コーナーで井筒が渡辺をかわして4番手に上がる。必死の走りを見せる渡辺だったが、4周目の第2ヘアピンでインに岩崎が入ってくるが、接触してしまい2台とも転倒してしまう。渡辺は、そのままリタイアとなってしまい、岩崎も再スタートするがピットインしレースを終えている。この2台のアクシデントもあり、5番手に浮上した津田と、4番手を走っていた井筒がトップグループに加わり、トップ争いは5台にふくれ上がる。 レース中盤になると一度、中冨が1コーナーでデチャをかわしてトップに上がるが、第2ヘアピンでデチャがすぐに抜き返す。後方では、大崎が虎視眈々とレース終盤に前に出ることを狙っていたが、14周目の1コーナーで井筒が大崎をかわして3番手に上がる。この後、デチャがスパートをかけ、中冨は勝負できるところまでいくことができない。デチャが後続を抑えきりチェッカーを受け、オートポリスでダブルウインを飾った。2位に、2戦連続で中冨が入り、井筒が3位でゴール。以下、大崎、津田と僅差で続き、6位争いを繰り広げた佐藤裕児と稲垣誠の一騎打ちは佐藤に軍配が上がった。以下、手島雄介、岡村光矩、伊藤勇樹、西嶋修、小林龍太、横江竜司と続いた。