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2012MFJ 全日本ロードレース選手権第3戦筑波

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全日本ロードレース選手権J-GP2

文部科学大臣杯 2012年 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第3戦 SUPERBIKE RACE in 筑波
主催:筑波サーキット(2,070m)

決勝レポート
開催日:2012-5/13
天候:晴れ コース:ドライ
観客:16,100人(土日)
 
 
渡辺一樹が中本郡との一騎打ちに競り勝ち全日本初優勝!
渡辺一樹

 ポールシッターの中本郡がスタートダッシュを決め、ホールショットを奪い、野左根航汰、渡辺一樹、高橋英倫、関口太郎と続いていく。渡辺はアジア(MC)コーナーでミスし5番手までポジションを落とすが、第2ヘアピンで関口のインに入り4番手まで挽回。オープニングラップは中本、野左根、高橋、渡辺、関口、浦本修充、岩田悟、野田弘樹、大木崇行、生形秀之の順にコントロールラインを通過していく。
 渡辺は2周目に3番手に浮上。浦本も5番手に上がると、翌3周目には4番手につけ渡辺に迫っていく。一方、トップを走る中本は3周目にファステストラップとなる57秒727をマークし後続との差を広げていく。4周目には、渡辺が野左根を抜き2番手に浮上するが、その時点でトップ中本との差は1秒8まで広がっていた。

 開幕戦を制し、今回も優勝争いに名を上げていた浦本だったが、5周目の1コーナーでまさかの転倒。レースには復帰するものの、最後尾からの追い上げとなり、早々に優勝戦線から離脱してしまう。
 そんな浦本を尻目に、2番手につける渡辺は5周目に57秒748をマークし、中本追撃態勢に入る。3位争いは、野左根と関口の一騎打ち、岩田はマシントラブルを抱えながらも、必死のライディングで後続を抑えていた。
 トップを争う中本と渡辺の差は少しずつ縮まっていき、レース中盤にはコンマ5秒を切る。その後方では、岩田、大木、生形、野田、高橋が5位争いを繰り広げる。

 レース終盤となった22周目、ついにトップが入れ替わる。第2ヘアピンで渡辺が中本のインを突きトップに浮上する。しかし、その翌周のS字コーナーで、渡辺がギアが抜けを起こしてしまう。中本は、第1ヘアピンの立ち上がりで、すかさず渡辺の前に出ていくと、2台はダンロップコーナーに並んで進入。アジア(MC)コーナーでは中本が渡辺を抑えるが、その直後の第2ヘアピンでは、またも渡辺がトップに立つ。ここが、この2人の勝敗を分けるポイントとなり、渡辺が中本を抑えきりトップでチェッカ−。うれしい全日本初優勝を達成した。中本はコンマ3秒差の悔しい2位。3位には関口を抑えきった野左根が初の表彰台に上がり、関口が僅差の4位でゴールした。レース終盤、3台に絞られていた5位争いは最後までポジションが変わらず、岩田、大木、生形の順にチェッカー。やや離れて野田をかわした高橋が8位でゴール。序盤に転倒した浦本は14位でチェッカーを受けている。

 
優勝:#26 渡辺 一樹/RS-ITOH&ASIA
『開幕戦が悔し泣きで終わってしまったので、今回はうれし泣きになりそうだけれど、そこは耐えてみんなの前で笑顔で帰ってくることができてよかった。(中本に)なかなか近づかなくて苦しかったんですけれど、後半になるにつれて徐々に差が詰まっていくのが分かって、なんとか(タイムを)維持していければと思っていました。今回はかなりフロントのフィーリングがよくて、ブレーキングで突っ込んでいけたので、1コーナーから第2ヘアピンでなんとか距離を詰めて、第2ヘアピンで勝負できると思って、しばらく後ろで見ていました。前に出てからは、抜かれないようにと思いながら走っていました。抜いてからペースを上げるのが理想的なんですけれど難しかった。もてぎのレースの段階では85%くらいの仕上がりだった。トップ争いができると思っていなかったので作戦もなかったのですが、今回は筑波に入ってから車体がどんどん仕上がってきて、90%台には持ってこられた。仕上がりのいいバイクだとタイヤが減ってきても、そんなにタイム落とさずに走れる。いいマシンを用意してくれた伊藤監督に感謝の一言に尽きますね』
2位:#16 中本 郡/リリカAMENA with Out Run
『スタートが決まったので、このまま差が開いたらいいなと思って全力で走っていました。3周目くらいで後ろを確認したら、差が開いたのが分かったので、このままペースを上げずに抑えた走りをして、最後に余力を残したつもりでした。でもペースを上げるのが遅すぎて、上げようと思ったらミスしてしまい、一気に差が詰まってしまいました。渡辺選手の方がタイヤの使い方がうまかったと思います。ペースを上げようと思ったときには厳しかったですね。自分の中では精一杯走ったつもりです』
3位:#31 野左根 航汰/ウェビックチームノリックヤマハ
『最初から(中本に)離されてしまった。もっとペースを上げたかったけど上げられず、逆に(渡辺に)抜かれてしまい、そこから引き離されてしまった。苦しい展開だったけれど、3位だったので少しホッとしています。2010年から全日本で走って、昨年からJ-GP2に上がって最高位が6位。そこから全然、結果を更新できなかったので、初めて表彰台に上がれてうれしいです。でも、トップから離されたのが悔しいですね。次は優勝目指して頑張ります。事前テストで転倒してしまったりして、セッティングを詰めきれず、合わせきれない部分が大きかった。80%くらいの完成度だったので結果には満足です』
決勝スタート
 
表彰台
優勝:渡辺一樹(写真中)、2位:中本郡(写真左)、3位:野左根航太
photo by H.Wakita(c)
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