Facebook Twitter
レース情報 ライセンス ダウンロード おすすめショップ 当協会について
 
rece
種目別最新情報
tree01 ロードレース
tree01 モトクロス
tree01 トライアル
tree01 スノーモビル
tree01 スーパーモト
tree01 エンデューロ
tree02 その他競技種目
レース観戦情報&レース結果
tree01 ロードレース
tree01 モトクロス
tree01 トライアル
tree01 スノーモビル
tree01 スーパーモト
tree02 エンデューロ
レースカレンダー検索
TV放送予定
tree02 BS , 動画配信
国内競技規則書
FIM規則(和訳)
公認車両
公認部品・用品
マウスガードについて
委員会レポート
アンチドーピング
熱中症を予防しよう
全日本選手権シリーズランキング
エンジョイ!!バイクレース
 

| INDEX | Rd1 MOTEGI | Rd2 SUZUKA2&4 | Rd3 SUGO | Rd4 TSUKUBA|
| Rd5 MOTEGI 2&4 | Rd6 OKAYAMA | Rd7 AUTOPOLIS | Rd8 MFJ-GP/SUZUKA |

SUPERBIKE RACE in SUGO


全日本ロードレース選手権ST600

文部科学大臣杯 2019年 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第3戦 
SUPERBIKERACE in SUGO
主催:スポーツランドSUGO(3,737.5m)
決勝レポート
開催日:2019-5/26

<イベント概要>
●開催概要:
5月26日(日) 決勝レース
天候:晴 コース:ドライ 気温:32度

5月25日(土) 公式予選・決勝レース
天候:晴 コース:ドライ 気温:25度

●会場:宮城県 SUGOインターナショナルレーシングコース(1周3,737.5m)
●観客:土曜日:2,700人 日曜日:5,050人

 
鈴木大空翔(タクト)16歳、全日本初優勝!

 第3戦SUGOのレースウイークは清々しい晴天となったが、5月とは思えないほど気温も上昇。決勝日も真夏を思わせる暑さの中で20周の決勝レースが行われた。

 ホールショットは長谷川聖が奪い、福嶋佑斗、高杉奈緒子、予選7番手から絶妙なスタートを決めた細谷翼の順で1コーナーへ進入。4コーナーで細谷が高杉のインを突いて3番手に浮上するが、馬の背コーナーで高杉が奪い返す。長谷川はスタートからペースを上げて2番手以下に1秒198秒の差をつけてオープニングラップを制し、福嶋、高杉と続く。後方では、予選10番手スタートの鈴木大空翔が10%勾配昇りで細谷の背後につけるとホームストレートでかわして4番手にまで順位を上げてくる。5番手に細谷、以下、安村武志、藤井謙汰、岡崎静夏、成田彬人、中山愛理と続いていた。

 2周目のホームストレートでは、高杉が2番手に上がり、バックストレートでは、鈴木が福嶋をパスして3番手に浮上、福嶋は4番手にポジションダウン。鈴木は続く3周目には、高杉をも捉えて2番手に浮上する。この時点でセカンドグループは鈴木を先頭に高杉、福嶋、藤井、安村、岡崎、成田、細谷、中山、村瀬健琉と10台の長い隊列を作っていた。

 トップを走る長谷川は3周目に1分35秒659のベストタイムをマーク、2番手に約2秒の差をつけて開幕戦に続き逃げにかかる。しかしセカンドグループで唯一1分35秒台でラップしていた鈴木が抜け出して長谷川を猛追。4周目には1.317秒差、5周目に0.840秒、6周目には完全に長谷川のテールを捉えて2台のトップ争いとなる。そして鈴木は、その勢いのまま7周目に1分35秒411のファステストラップをたたき出すとホームストレートでスリップストリームから抜け出してトップに浮上する。
 セカンドグループは福嶋、藤井、高杉、岡崎の4台が1パックとなり、さらにこの中から福嶋と藤井が抜け出して順位を入れ替えながら激しい3番手争いを展開する。その後方で高杉と岡崎がバトルを展開、そこに中山がじわじわと近づいてくる。

 レース終盤になると、2番手につける長谷川は鈴木のテールをピタリとマークしファイナルラップを迎える。長谷川はバックストレートでスリップストリームにつき横に並ぶが馬の背コーナーのブレーキングで鈴木がインを閉める。さらに最終シケインでラインをアウト側に変えてインを狙うが鈴木が抑えて勝負はついた。鈴木はうれしい全日本ロードレース初優勝を飾る。2位に長谷川。激しい応酬を繰り返していた3位争いは藤井が制して表彰台を獲得。4位に福嶋。レース終盤に3位争いに加わっていた岡崎が5位でチェッカーを受け、6位に中山、7位に村瀬、8位に安村、9位に高杉、10位に成田と続いた。

 
表彰台
 
優勝/#11 鈴木 大空翔   BATTLE FACTORY
『開幕戦のツインリンクもてぎでは長谷川選手に離されての3位だったので今回勝つことができて、すごくうれしいです。序盤、長谷川選手が逃げて行ったので、もてぎの二の舞は踏みたくないと思い追いついて抑えきることができました。長谷川選手にピタリと背後につかれていたので抜かれたら、まずいと思っていました。気温も高くなりタイヤも滑ってきたのでペースをキープする事を考えていました。ウイークの最初からこのコースを攻略できていたわけではなく、昨日の予選でやっとポイントをつかんで決勝朝のウォームアップ走行でさらにセットを詰めたことがよかったと思います。サポートしてくださったチームに感謝します。この調子で次回の筑波も勝ちを狙って行きたいです』
 
2位/#36 長谷川 聖 CLUB Y'so
『序盤は逃げ切れると思っていたのですが鈴木選手は追いついてきたので、精神的に飲み込まれてしまい、一度落ち着いて後ろから様子を見ていました。序盤は何台かのパックになると思っていましたが、鈴木選手がこの位置に来るとは全く考えていませんでした。前戦のように逃げ切れると思っていたのですが…、悔しいですね。今回は無理して転倒するよりはチャンピオンシップを考えると2位でもよかったと思っています』
 
3位/#5 藤井 謙汰 Kohara Racing Team
『事前テストからセクター4の速さは自分に分がありました。車体、タイヤ、他のパーツなど総合的にマッチさせていけば必ずいいリザルトがついてくると思っていました。ペース的にはトップグループとほぼ同じだと思うのですが、そこに自力で行くにはあと一歩、二歩足りなかった、と思います。仕上がりは確実によくなってきています。予選タイムがSUGOの自己ベストタイムでしたし、自分たちのやって来た方向性が間違っていなかったと確信できたのが、うれしいです。表彰台もその証明のひとつです。次戦はトップ争いができるように事前テストから、しっかりマシンを作っていきたいですね』
 
レーススタート

レーススタート

 
トップ争い
トップ争い(#11鈴木大空翔、#36福嶋佑斗)
 
3位争い
3位争い(#5藤井謙汰、#20高杉奈緒子、#13岡崎静夏)
 
鈴木大空翔
鈴木大空翔の走り
 
鈴木大空翔
鈴木大空翔の表情
 
※ここに掲載している写真の高画質版は、MFJスーパーバイク・プレス専用サイトでダウンロードしていただけます。プレス専用サイトには登録が必要です。登録はこちらから→MFJスーパーバイク・プレス専用サイト
 
TXT: Toshihiro SATO/Photo : H.Wakita(c)
 
| Top |