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SUPERBIKE RACE in SUGO


全日本ロードレース選手権ST600
ST600 Supported by BRIDGESTONE
ブリヂストンロゴ

文部科学大臣杯 2019年 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第3戦 
SUPERBIKERACE in SUGO
主催:スポーツランドSUGO(3,737.5m)
予選レポート
開催日:2019-5/25
公式レポート(PDF) 2019Rd3SUGO_Express.pdf

長尾健吾がニューレコードでポールポジション獲得 !
「粘り強い走りができれば結果はついて来る。レースを引っ張りたい」

 ST600クラスの公式予選も序盤、ライバルが激しく火花を散らした。#1を付け開幕勝利を挙げている岡本裕生と昨年ランキング2位の小山知良だ。使えるタイヤも1セット、1アタックの中、序盤に小山が1分31秒226でトップ、岡本も31秒227でそれに続いた。3番手にはスポット参戦の横江竜司が31秒256と健在ぶりを見せた。

 その中で、慎重なアタックをするためにやや遅れてコースインしたのが、開幕戦で岡本の後塵を拝した長尾健吾だった。ところが、アタックの周にフロントからスリップダウン。幸いにしてバイクは軽傷だったため、ピットに戻った後にアタックを続行。そのワンチャンスにかけたアタックが成功し、31秒080のニューレコードタイムでポールポジションを獲得したのだ。

 2番手は小山、3番手に岡本と続き、横江がペナルティでタイム抹消により後退したため、長尾健史(健吾のチームメイトで実弟)が4番手、31秒518で伊藤和輝、31秒543で國峰啄磨と続いた。

 
長尾健吾
ポールポジション : 1'31.080 R #50 長尾健吾/NCXXRACING&善光会 TEAMけんけん
『予選は台数も多くてセッションの序盤にタイムを出そうとして転倒するライダーもいるので、少しタイミングをずらして、集中してアタックしようと思い、遅れて10分くらいして出て行ったんですよ。アタックを開始して「少し行き過ぎかな?」とも思ったんですが…。スリップダウンしてしまったんです。幸いバイクも軽傷だったので、ピットに戻って砂を落としたくらいで、タイヤもまだイケそうだったので、1周だけアタックするつもりで出て行きました。バイクも気になったので、集中して走って、幸いクリアラップもとれて、この結果になりました。テストの時から周回を重ねて行った時のタイヤの使い方は分かっているので、決勝では粘り強い走りができれば結果はついて来ると思っています。自分が前に出てレースを引っ張って行けるようにしたいですね』
 
長尾健吾
長尾健吾
 
TXT: Superbike.jp/Photo : H.Wakita/(c)
 
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