日差しが暑く好天となった岡山国際サーキット。最初の予選セッションはJ-GP3クラス。昨日の練習走行では、山田誓己が1分37秒3でトップタイム、大久保光、鳥羽海渡、ポイントリーダーの水野涼が上位に。今日の予選序盤から前半は大久保と山田、鳥羽らが37秒前半のタイムで上位を占める。ベテランの徳留真紀もそれに加わり、タイムは塗り替えられていく。
後半、大久保が36秒961とトップをキープしながら36秒台に入れてきた。山田もタイムアップするが37秒255で2番手のまま。しかし、40分間のセッションの残り5分、最後のアタックを展開する各ライダーたちが続々とタイムアップ。ここで山田も36秒932に入れてトップに浮上、さらに最後の周回では36秒776まで上げてトップを盤石にしたかに見えた。しかし、それまで37秒後半だった作本輝介が16周目に37秒177を出して一気に3番手に割って入ると、チェッカーの周回で36秒558をマークすると同時に、全日本初ポールポジションを決めた。2番手山田、3番手に大久保、セカンドロウは4番手に徳留、栗原佳祐が37秒355で5番手、鳥羽と続いた。 |