ウェトパッチが残るハーフウェット路面で始まった40分×1回のJ-GP3公式予選。セッション序盤は山田誓己が2分7秒台でトップに付けていたが、徐々に路面が乾くに連れてタイムも上がり始める。次々と更新されるタイムとトップのライダー。 セッション終盤にかけて激しさを増したこのアタック合戦は、まずは山本剛大が6秒台に入れトップに浮上。その後もてぎを得意とする國峰啄磨がトップに立つが、さらに15歳ユース登録の栗原佳祐とタイムを更新。山本が5秒台に入れると國峰は4秒台でトップを奪い返すという目まぐるしい展開。結局、このバトルを制したのは、最後に只一人2分2秒435と2秒台に入れた國峰が逆転で初ポールポジションを獲得した。2番手は山本で2分3秒457、ゼッケン1の徳留真紀が終盤に一気にポジションを上げ、2分3秒823で3番手、亀井雄大が4秒150で4番手、山田が4秒324で続いた。