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2012MFJ 全日本ロードレース選手権第8戦岡山国際

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全日本ロードレース選手権JSB1000

文部科学大臣杯 2012MFJ 全日本ロードレース選手権最終戦 第44回MFJ GP SUPERBIKE RACE in SUZUKA
主催:鈴鹿サーキット(5.821m)

予選レポート
開催日:2012-10/27
WEATHER: Fine  COURSE : Dry
公式レポート(PDF) 2012Rd9SC_Express.pdf
秋吉耕佑が韋駄天ぶりを発揮しダブルポールを獲得!
中須賀克行は3年振り3度目のタイトルに向けて
カウントダウンに入る

 4月にツインリンクもてぎで開幕した全日本ロードレース選手権も、鈴鹿サーキットで最終戦を迎えた。今年も全クラスのタイトル決定が、最終戦に持ち込まれ、本日、4人のライダーが歴史に名を刻む。今回の鈴鹿ラウンドは、第44回MFJグランプリとしての開催となり、ボーナスポイントがプラス3ポイント付く。2レース制で行われるJSB1000クラスは、両レースを制すれば56ポイントを獲得できる。

 事前テストがなかったこともあり、木曜日から始まったレースウイーク。初日から速さを見せつけたのがゼッケン1をつける秋吉耕佑だった。秋吉は、開幕戦ツインリンクもてぎで転倒、負傷しシーズン前半戦の欠場を余儀なくされた。第6戦SUGOから復帰するが、今ひとつ実力を出し切れないレースが続いていたが、今回は、初日から韋駄天ぶりを発揮。何と全セッションでトップタイムをマーク。レース1もレース2もポールポジションからスタートする。Q1ですでに自身の持つコースレコードを1000分の3秒更新していたが、Q3でさらにタイムを短縮し、3年振りに自ら新しいレコードを記録した。

「本当は2分5秒台を狙っていました。いろいろチャレンジしたのですが攻めきれないところがあって届きませんでしたね。最近のレースは、決勝日になって調子を崩していたので、同じ轍を踏まないようにしたいですね。レースは、スタートを決めておもしろいレースができればいいと思っています。雨になったらゆっくり走るだけです」と余裕のコメント。公式予選までは、完全に秋吉が支配したと言っても過言ではない。

 一方、3年振りのタイトル獲得に王手をかけて臨む中須賀克行は、やや苦戦している。岡山ラウンドの後、ワイルドカードでMotoGP日本グランプリに参戦。レースをこなしたことで、JSB1000マシンへの乗り換えに苦労したという。木曜日から金曜日へとマシンのセットも悪い方向に行ってしまい、土曜日のQ1では最初の状態にマシンをリセット。JSB1000でのライディングも見直し、徐々にペースを上げていき、Q3では2分6秒台に入れ意地を見せた。「YZR-M1とYZF-R1の違いを頭では理解しているつもりでも、実際にスピードを乗せて走れていなかった部分があったので、セッティングを元に戻してライダーもアジャストして予選を戦いました。3年前は勝つことにこだわりすぎて転倒し、V3を逃し悔しい思いをしました。今回は確実にタイトルを獲りたいと思っています」と3年振りの王者に向けて着実にコマを進めたい中須賀。

 秋吉と中須賀に割って入ったのが、高橋巧だ。第7戦オートポリスで右肩を負傷し、2戦を欠場。今回が復帰戦だったが、セッション毎に調子を上げてきた。金曜日に秋吉につぐ2番手につけると、公式予選でも全セッションで2分6秒台に突入。最終セッションで自己ベストをマークしている。「金曜日の時点で2分6秒台が見えていなかったのですが、マシンのフィーリングもよくなってきていますし、肩の状態も問題ないので、いいレースをしたいですね。しばらくJSB1000マシンに乗っていなかったので体力的な不安はありますが、最終戦ですし、気合いで頑張ります。できればレース1だけでもドライでやりたいですね」と高橋。

 予選4番手には、市販キット車のCBR1000RRを駆る山口辰也が続く。「問題を抱えていたのですがチームが頑張ってくれたおかげでよくなってきています。市販キットでは最速タイムをマークできたので満足していますが、雨になるとセットをやりなおさないといけないので、できればドライでやりたいですね」と2分7秒台をマークした山口。4番手以降は、山口を中心に徳留和樹、安田毅史、そして柳川がポジションを争うことになるだろう。出口修と芹沢太麻樹のエヴァRT、満身創痍ながら復帰した加賀山就臣と武田雄一のTeam KAGAYAMAにも注目したいところだ。

 気になるのが天気だ。土曜日の時点での予報は雨になる可能性が高くなっている。レインコンディションになっても、秋吉の速さは変わらないだろう。高橋、中須賀が秋吉のペースにどこまでついていけるかがカギとなりそうだ。暫定ランキング2番手の柳川明が苦戦しているだけに、レース1で中須賀がタイトルを決める可能性が高いと言える。3年振り3度目のタイトル獲得の瞬間に向けてカウントダウンに入っている。

秋吉耕佑
ポールポジション: [Race 1] : 2'06.485  [Race 2] : 2'06.401  
#1 秋吉耕佑/F.C.C. TSR Honda

『これまでは(ケガの影響で)調子が合わせづらくて、レースを走行するのが精一杯という状況でした。鈴鹿は得意ですし、タイヤも8耐のベースがあるので、マシンも速いので性能は発揮できたと思いつつも、3年前に出した自分のレコードタイムをなかなか超えられずにいました。ハードタイヤを履いていましたが、気温が下がると、セクター1、2をどうしても攻めきれず遅くなってしまうので、セクター3、4で詰めていく方向に変えて、ほんの少しですがコースレコードを更新できました。スピードが出れば出るほど難しくなってきますが、8耐のベースがあったことを感謝しています。今回は、きちんとレースができそうです。雨は気を使って走らなければいけないので、あまり好きではないのですが、なるべくトップをキープして優勝したいですね』
 
秋吉耕佑
秋吉耕佑
 
高橋 巧
レース1・レース2/2番手 高橋 巧
 
中須賀克行
レース1・レース2/3番手 中須賀克行
 
山口辰也
レース1・レース2/4番手 山口辰也
 
H.Wakita/Y.Harada(c)
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