日差しも出てきた午後、J-GP2クラスのセッションが始まった。昨日の練習走行から2分11秒549でレコードタイムをブレイクしていた渡辺一樹が、セッションの開始早々に早くもそのタイムを上回る2分11秒487をマークしてトップに立つ。この時点で2番手の野左根航太が2分12秒478で、すでに1秒ほどのアドバンテージを持っている。
セッションも後半に入ると各ライダーとも再びアタックを開始。タイヤを交換した渡辺もクリアラップと見ると激しいアタックを開始。この周回すべての区間タイムを自己ベストとし、2分11秒191をマーク、さらにコンマ3秒余りレコードタイムを更新してポールポジションを獲得した。
各ライダーもタイムを削り、2番手に浮上した生形秀之を2分12秒194で野田弘樹が逆転すれば、その直後に生形が再びアタックし2分12秒164で2番手を奪い返すなど、見応えのあるアタック合戦を繰り広げつつセッションが終了した。4番手は序盤のタイムを更新できなかった野左根、2分12秒677の浦本 修充が5番手、高橋英倫が2分12秒941で続いた。 |