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全日本ロードレース選手権第5戦筑波

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全日本ロードレース選手権ST600
ST600 Supported by BRIDGESTONE
ブリヂストンロゴ

2019 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第4戦 in 筑波
主催:筑波サーキット(2,070m)

決勝Race2レポート
開催日:2019-6/23
天候:曇り コース:ドライ
●観客:土曜日:2,000人 日曜日:5,500人
 
岡本裕生が一度もトップを譲らず今季2勝目!

 土曜日に続き、天候の行方が気になるコンディションとなった日曜日。ST600クラスの前に行われたJ-GP2クラスの決勝中には、雨が降り、第2ヘアピン以外は、レッドクロスのフラッグが提示されているときもあったが、路面を濡らすほどではなく、雨は止んでいた。

 ドライコンディションでスタートしたST600クラスのレース2。ポールポジションからスタートした岡本裕生がホールショットを奪い、長尾健吾、小山知良、奥田教介、南本宗一郎、荒川晃大、國峰啄磨、岩田悟と続いて行く。2周目の第1ヘアピンでは荒川に岩田が接触するアクシデントが発生。荒川が転倒してしまい、戦列を離れる悔しい結果となってしまう。スタートで出遅れた國峰は3つポジションを上げ4番手に浮上し、前を追って行く。3番手につけていた小山は、長尾のペースが上がらないと思っていたところ、4周目の第2ヘアピンで長尾がミスし、そのすきに2番手に浮上。岡本を追うが、岡本も5周目に自己ベストをマークし、小山の接近を許さない。小山も9周目に、このレースのファステストラップとなる58秒069をマークし、ジリジリと、その差を詰めて行く。タイヤマネジメントを考えながら走っていたという長尾は、このペースについていけず、その背後には國峰が迫って来る。その後方では、奥田と南本がバトルを繰り広げていた。

 そしてレースも終盤となる15周目に3番手を走っていた長尾がダンロップコーナーでフロントから転倒。再スタートするものの、大きく遅れてしまう。これで國峰が労せず3番手に浮上する。トップ争いは、岡本に小山が接近。その差は、1秒を切ってくるが、勝負を仕掛けるところまでは行けず、岡本が小山を抑えトップでゴール。今シーズン2勝目を挙げた。小山は全力でつかんだ2位。3位に國峰が入り表彰台の一角を占めた。4位争いは、奥田が制し、南本が5位。6位に単独走行の古山颯太。7番手争いは、伊達悠太が最終ラップに杉山優輝をかわしてゴールしたが、走路外走行のペナルティを受け30秒加算で無念の24位。杉山が7位となり、菅原陸、岩田、長尾健史、岡村光矩、中村竜也と続いてチェッカーフラッグを受けた。

 前半戦最後の筑波ラウンドを終え、暫定ランキングトップは、ゼッケン1をつける岡本裕生が90ポイント、これを85ポイントで小山が追い、昨年同様に、この2人のタイトル争いとなってきている。南本が72ポイント、奥田が67ポイント、レース2がノーポイントレースとなってしまった長尾は65ポイントで5番手に下がっている。

 
ST600表彰台
 
優勝 #1  岡本 裕生 51ガレージニトロレーシング
「事前テストから一発タイムが出せていなかったのでレースウイークに入ってもロングランをしていませんでした。日曜日のウォームアップ走行で新品タイヤを履かせてもらい、クリアラップを取り、レースを見据えて周回を重ねました。レースでもうまくトップに立つことができ、コースのコンディションも自分自身の調子も悪くなかったので優勝することができました。次戦も先行逃げ切りのパターンに持ち込めれば、いいですし、バトルになっても勝てるようにしたいですね 」
 
2位 #230 小山 知良 日本郵便 Honda Dream TP
「現状では最高の形で終われたと思います。レースは、ドライの方が、みんなも気持ちよく走れますし、お客さんも楽しめますからね。ただ、もっとお客さんに楽しんでもらえるレースがしたかったですね。長尾選手のペースが上がらず、ミスしてくれたので前に出ることができたので、そこからは全力で岡本選手を追いましたが届きませんでしたね。20周しかない超スプリントでは、難しかったですが、昔みたいに30周あれば、また違う展開だったかもしれません。これから若いライダーが世界に出て行くためにも、もっと長い周回数でやった方がいいと思います。後半戦は、昨年と同じく岡本選手とのタイトル争いになると思いますが、ボクが全力を出すことで岡本選手が育ってくれるといいと思いますし、Honda勢の國峰選手や荒川選手などの若手が世界を目指せるような見本になる走りをしたいですね」
 
3位 #55  國峰 啄磨 日本郵便 Honda Dream TP
「レース1は、何もできない状況で終わってしまい、今までのレース人生で経験したことのないような落ち方でした。雨は、自信がないわけではなかったのですが…。気持ちを切り換えるようにと、多くの方に言っていただき、レース2に臨むことができました。スタートは、クラッチミートは決まったのですが、シフトアップしたときに加速せずに順位を落としてしまいました。それでも落ち着いて抜いて行こうとポジションを上げて行きましたが、思っていた以上に、前の3台のペースが落ちませんでした。長尾選手に、もう少しで追いつけるかなと思っていたら、目の前で転倒。納得行くレースではないですが、レース1に比べれば、表彰台に上がることができたので、よかったと思います」
 
レーススタート
レーススタート
 
優勝した岡本 裕生の走り
優勝した岡本 裕生の走り
 
ウイニングラン
ウイニングラン
 
岡本裕生
岡本裕生
 
※ここに掲載している写真の高画質版は、MFJスーパーバイク・プレス専用サイトでダウンロードしていただけます。プレス専用サイトには登録が必要です。登録はこちらから→MFJスーパーバイク・プレス専用サイト
 
TXT: Toshihiro SATO/Photo : H.Wakita(c)
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