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オーオとポリス

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全日本ロードレース選手権JSB1000

文部科学大臣杯 
2017 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第7戦AUTOPOLIS SUPER 2&4 RACE 2017

主催:オートポリスサーキット(4.674km)
決勝レポート
開催日:2017-9/10
●観客:土曜日:4,400人 日曜日:10,050人
中須賀克行がオートポリスで今シーズン2勝目を挙げる!
高橋巧が2位、津田拓也が3位となり、タイトル争いは、さらに接近戦に!!

 今シーズン2度目のオートポリス開催となったシリーズ第7戦。6月の第5戦とは、打って変わりレースウイークは、好天に恵まれた。公式予選では、前戦からの勢いを持ち込んだ野左根航汰がポールポジションを獲得。カワサキのホームコースで静かな闘志を見せる渡辺一馬が2番手。王者・中須賀克行が3番手というフロントロウ。2列目に高橋巧、津田拓也、藤田拓哉がつけ上位を狙っていた。

 決勝は、1周4.674kmのオートポリスを19周して争われた。湿度は低いものの日差しが強く汗ばむほどの陽気の中、シグナルがブラックアウト。セカンドグリッドからスタートした渡辺がホールショットを奪い、高橋巧、中須賀、津田、野左根、藤田、加賀山就臣、濱原颯道、山口辰也、柳川明と続いて行く。3コーナーでは、早くも高橋巧が渡辺のインを突きトップに浮上。後方では、山口が濱原と加賀山をかわしポジションを2つ上げる。オープニングラップは、高橋巧が制し、渡辺、中須賀と続くが、1コーナーのブレーキングで中須賀が渡辺をかわし2番手に浮上。後方でも野左根が津田をかわすと3周目の3コーナーで渡辺をもかわし3番手に上がってくる。トップグループは、高橋巧を先頭に中須賀、野左根、渡辺、津田と5台が形成していたが、ここから渡辺と津田が遅れ始め、トップ争いは、高橋巧とヤマハファクトリーの2台による三つ巴の戦いとなって来る。7周目の第2ヘアピンでは、津田が渡辺をかわし4番手に浮上。何とかトップグループに追い付きたいところだったが、一進一退の状態が続く。

 レースを引っ張る高橋巧の背後には、中須賀と野左根がつけ、タイヤをマネジメントしながら走っていた。しかし、予想以上の路面温度が上がってきており、思ったよりもタイヤの消耗が早かったようだ。高橋巧もトップを走りながら、後方の2台が様子を見ていることは分かっていた。そしてレース終盤、勝つためには、そろそろ前に出ておかないといけないと思ったという野左根が、15周目の1コーナーで仕掛けるが、接触しそうになってしまい、これを回避するためにコースアウト。グラベルを走りながらコースに7番手で復帰するものの、トップ争いからは完全に脱落してしまう。これでトップ争いは、高橋巧と中須賀の一騎打ちとなる。中須賀は、野左根がいなくなったのを確認。バックマーカーが多くなってきたこともあり、16周目の第2ヘアピンで中須賀が高橋巧をかわしてトップに浮上。ここから最後の力を振り絞り攻めの走りを見せる。前戦でもトップを走りながら転倒している中須賀は、コーナーに進入していく毎に悪夢を思い出しながらも、ラスト4周は、とにかく集中したと言う。この走りに高橋巧は、ついて行く余力はなく、中須賀がジリジリと引き離し独走。そのまま中須賀が真っ先にチェッカーフラッグを受け今シーズン2勝目を挙げた。高橋巧が2位、津田が3位、渡辺が4位とタイトルを争う3人が続けてチェッカー。津田が137ポイント、高橋巧が134ポイント、渡辺が128ポイントとなった。

 5位に藤田、6位に山口と続き、野左根が7位でチェッカ−。濱原が8位、久しぶりの参戦となった柳川は、9位となった。その後方では、モリワキの2台と加賀山がバトルを展開。高橋裕紀が前に出て10位でゴール。加賀山、清成と続けてチェッカーフラッグを受けている。

 
表彰台
 
優勝/#1 中須賀 克行 YAMAHA FACTORY RACING TEAM
『素直に、うれしい気持ちでいっぱいです。オートポリスは、逃げるのは難しいコースですし、勢いのある野左根選手を抑えながら、高橋巧選手について行ったのですが、思ったよりもタイヤを使っていて決して楽な展開ではありませんでした。高橋巧選手もコンスタントに速かったので、前に出てからは全力で走りました。不安な気持ちと格闘しながら、最後の4周は非常に長かったですね。本当は残り2、3周で前に出たかったのですが、バックマーカーも出て来ていたので、少し早く仕掛けました。残り3レースも、チャンピオンシップは厳しいですが、どう魅せるレースをするかを考えて、中須賀をヤマハをアピールしていきたいと思っています』
 
2位/#634 高橋 巧 MuSASHi RT HARC-PRO. Honda
『珍しくスタートがうまく決まりました。決まったからではなく、前に出て自分でペースを作って行こうと思っていましたので、イメージ通りの展開でした。もっとハイアベレージ、1分48秒台で走りたかったのですが、そこまで上げられませんでした。真後ろにいるのは音で分かっていましたし、とにかく抑えるしかないと思っていましたが、前に出られてからバックマーカーに引っかかり、ペースが落ちてしまったこともありましたが、ついていく余力はなかったので悔しかったですね。2位という結果は、満足できませんが、最低限の順位だったと思います』
 
3位/#12 津田 拓也 ヨシムラスズキMOTUL
『レース序盤のトップ3台のペースが速くて、ついて行くことができず悔しいレースでした。ボクの方が速い周もあったのですが、ペースをキープできても、追い付いたり離されたりを繰り返していました。たまたま、そこにいれたから3位になれただけです。レースウイークに入ってから、いろいろしたけれど、いい方向に行かず、なかなか流れつかめず、予選も苦戦し、それを引きずってしまった。流れで負けましたね。ただ、前回のオートポリスに比べればトップとの差は縮まっているので、残り2戦3レースで勝てるようにチーム一丸となって臨みます』
 
レーススタートは#23渡辺一馬がホールショットを奪う
レーススタートは#23渡辺一馬がホールショットを奪う
 
トップ争い
#634高橋巧を先頭にトップ争いとなるが…
 
中須賀克行
中須賀克行が終盤にトップを奪うとスパート
 
中須賀克行
中須賀克行
 
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Photo & TXT: Toshihiro SATO(c)
 
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