雨となった第4戦SUGOのST600クラスの予選セッションは、ワンメイクタイヤ制ながら本数制限はない。そのため時間をフルに使える中、30分間のセッションでは稲垣誠、前田恵助、横江竜司、チャランポン・ポラマイらが開始早々から上位に付ける。中盤にはデチャ・クライサーがトップを奪い、岩戸亮介も加わり、タイムアタックが激しくなる。
ドライコンディションと違った戦い方が要求されるウエットでの予選セッション。このクラスでも終盤にかけて大逆転劇が見られた。残り3分で岩戸が1分40秒396でトップに立つが、稲垣が1分39秒台をマークして奪い返す、横江、さらには榎戸育寛も1分40秒0までベストを更新してポジションアップ。そしてチェッカーフラッグが振られたその周回に、岩戸が1分39秒674をマーク、大逆転でポールポジションを獲得した。 |