J-GP3に続いて行なわれたJ-GP2の公式予選。開幕戦となる前回オートポリスでの優勝をポールtoウインで飾った高橋裕紀が、セッション開始早々に1分53秒台に入れて飛ばす。渡辺一馬、浦本修充も53秒9で2番手、3番手で続く。しかし、高橋はその後も周回を重ねる毎にタイムアップ。53秒045をマークしてセッションを折り返す。
終盤、52秒588、52秒442とタイムをさらに上げた高橋は、残り5分を前にして52秒182の最速タイムをマーク、圧倒的なタイムでポールポジションを獲得した。2番手には浦本が52秒814、3番手以降には生形秀之が53秒373、大木崇行53秒847、井筒仁康53秒925で、渡辺は僅かにタイムを上げたものの53秒967で6番手で終えた。ここまでが従来のレコードタイムを上回る激戦の予選セッションとなった。 |