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岡山国際大会

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全日本ロードレース選手権JSB1000

文部科学大臣杯 2013年 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第8戦 SUPERBIKE RACE in OKAYAMA
主催:岡山国際サーキット(3,703m)

決勝レポート
開催日:2013-9/29
天候:晴 コース:ドライ
●観客:土曜日:2,300人 日曜日:5,500人
中須賀克行が相性のいい岡山で柳川明とのバトルを制し今季3勝目!

 いよいよ2013年シーズンも今回の岡山ラウンドを含め2戦となった全日本ロードレース選手権。JSB1000クラスは、最終戦MFJ-GPが2レース制となっているため、残り3レースでチャンピオンが決まる。岡山は、事前テスト、そしてレースウイークと天候に恵まれ、すべてドライコンディションで行われた。しかし、公式予選では、今回から復帰した秋吉耕佑が転倒し、左鎖骨を骨折。Q1では、2番手タイムを記録していたが、決勝はキャンセルを余儀なくされてしまう。

 秋の雲が青空に映えるコンディションの中、レースはスタートが切られる。ポールポジションから好スタートを見せたのは、ディフェンディングチャンピオンの中須賀克行。これに2列目4番手グリッドから好スタートを見せた柳川明、津田拓也、渡辺一樹、高橋巧、山口辰也と続いて行く。中須賀がレースを引っ張り、柳川と津田がついていくが、渡辺のペースが上がらず、3番手と4番手との差がオープニングラップから開いていく。ポイントリーダーの高橋は、早く前に出たいところだったが、オープニングラップで山口にかわされてしまい順位を下げてしまう。

 トップグループは、早くも3台に絞られ、そのまま中須賀がレースをリードするかと思われたが、3周目のバックストレートからヘアピンのブレーキングで柳川が中須賀をかわしトップに浮上する。柳川は、そのまま1分29秒台でラップを刻みトップを快走する。中須賀は、そのテールをマークするが、それぞれ速いポイントが違うため、なかなか前に出ることができずにいた。その後方につけていた津田は、ジリジリとトップグループに離されてしまっていた。

 後方では、渡辺を抜けずにいた山口を高橋がかわすと、4周目には、渡辺をもかわし4番手に浮上し追撃を開始する。しかし、この時点で3番手の津田との差は、3秒901も離れていた。

 柳川と中須賀の一騎打ちとなったトップ争いが動いたのは、レース折り返しを迎える12周目だった。ダブルヘアピンの2個目で仕掛けた中須賀が柳川をかわし再びトップに立つ。この頃からバックマーカーが出始め、それを縫うようにトップ争いは繰り広げられる。その後方では、自己ベストをマークしながら追い上げて来た高橋が津田に追い付き3番手争いとなる。さらに後方では、渡辺と山口が5番手争いを展開していた。

 トップ争いは、19周目に4台バックマーカーが現れたときに決まった。中須賀は、うまくかわすが、柳川は引っかかってしまい、ここで一気に差がついてしまう。その後も中須賀は、バックマーカーをうまく処理しトップでチェッカー。今シーズン3勝目を飾った。柳川は、悔しい2位。3位争いは、最後まで激しいバトルとなった。最終ラップのヘアピンで高橋が津田のインを突くが、立ち上がりで津田が前に出て行く。最終コーナーを立ち上がり、チェッカーラインを真っ先に通過したのは、津田。高橋は、0.224秒差で4位となった。以下、渡辺、山口と続き、加賀山就臣の代役として参戦した武田雄一は、7位でゴールした。以下、金曜日に転倒し、右足を痛めていた藤田拓也が8位、吉田光弘、小島一浩と続くトップ10となった。

 
表彰式
優勝/中須賀 克行 ヤマハYSPレーシングチーム
『スタートに集中してホールショットをとって、自分のアベレージタイムは、1分29秒前半なのでレースを引っ張って行こうと思いましたが、序盤で柳川選手に抜かれてしまった。早く前に出たかったのですが、柳川選手もいいペースだったので、なかなか抜くことができずにいました。マシン特性で速いポイントが違うので、リズムを崩しかけてきたので、狙ったポイントで仕掛けて、前に出ることができました。その後は、ペースを上げたかったのですが、思いの外タイヤが厳しい状態でした。それでもペースを落としすぎないように走り、バックマーカーをかわしてレースメイクできました。最終戦の前にMotoGP日本グランプリに出場しますが、皆さんの期待に押しつぶされないよう強い気持ちを持って挑み、最終戦には、さらに強い思いで臨みたいと思っています』
 
2位/柳川 明 TEAM GREEN
『スタートから中須賀選手が1分28秒台に入れて逃げる展開になるのを、後ろから追う展開になることを予想していましたが、ついていけたので24周を考えて走っているのかと思いました。一度、前に出て、速いポイントが違うので、わざと乱れるように走りました。ただ、29秒台中盤で走ることは、リスクがあるので自分も転倒する可能性がありました。2番手に下がってからバックマーカーが出て来たのですが、何度か接触しそうになってしまい、一時、1分31秒台まで落ちてしまい、そこで勝負がついてしまいました。最終戦もトップ争いをして、お客さんによろこんでもらえるレースをしたいですね』
 
3位/津田 拓也 ヨシムラスズキレーシングチーム
『レース序盤は、余裕があったので様子を見ていましたが、10周過ぎてからの余力がなくなってしまい、ついていくのがやっとという状態になっていました。0.8秒ぐらいで詰まったり離れたりしていたのですが、どんどん厳しくなっていきました。レース終盤に向けてもっとマシンやライディングを勉強しなければ、いけませんね。最後は、高橋選手との勝負になりましが、絶対に負けたくなかったので、インに入られても立ち上がりで前に出られるようにラインを取りました。次回の鈴鹿は、JSB1000でレースをしているコースですし、8耐でも走っているので頑張りたいです』
 
レーススタート
レーススタート
 
中須賀克行
中須賀克行
 
柳川明
柳川明
 
津田拓也
津田拓也
 
中須賀克行
中須賀克行
 
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H.Wakita/Y.Harada(c)
 
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