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SUPERBIKE RACE in okayama


GP250

文部科学大臣杯 2009年 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第5戦 スーパーバイクレース in 岡山
主催:岡山国際サーキット(3,703m)
決勝レポート
DATE:2009-9-27
■開催日/予選:9月26日(土)、決勝:9月27日(日)  ■天候/予選:晴・ドライ 決勝:曇時々晴・ドライ
■開催場所/岡山県・岡山国際サーキット(3,703m) ■観客数/予選:3,300人・決勝:9,500人

全日本GP250参戦17年目の及川誠人が悲願の初優勝!

 岡山大会のGP250クラスは2台のGP2プロトとの混走で開催された。公式予選で圧倒的な速さを見せたのはGP2を駆る森脇尚護。1分31秒915をマークし、GP250でトップタイムの宇井に1秒以上の差をつけトップグリッドを得ていた。森脇はオープニングラップからトップを独走。賞典外ということもあり淡々とラップを重ね、250マシンに7秒以上の差をつけゴールしている。
 一方、GP250は白熱したトップ争いとなった。250のポールシッターである宇井は、排気量に勝る森脇に続き2番手で1コーナーに入ると、続く2コーナーで森脇の前に出る意地を見せる。GP2プロトにはすぐに離されてしまったものの、3周目には2番手を走る及川誠人に約1秒半のマージンを稼いでいた。このまま宇井の勝ちパターンになるかと思われたが及川が自己の予選タイムを上回る速さで宇井に詰め寄ってくる。4周目終了時点でその差は1秒を切り、そこから宇井と及川の一騎打ちとなった。2台はお互いにベストラップを更新しながら後続を引き離していく。
 宇井は9周目にベストタイムの1分33秒015を叩き出すが、翌周には及川が1分32秒856をマークし、宇井の背後にピタリとつける。ラスト1周を残した14周目のヘアピンコーナーで及川は宇井をパスすると、そのまま宇井を抑えきり、悲願の全日本初優勝を遂げた。2位の宇井とは0.152秒差。渡辺一樹が3戦連続で3位表彰台に上がっている。4位以降は藤田拓哉、星野知也、福山京太、中尾健治、小口理、高杉奈緒子らがそれぞれ単独でゴールしている。
 1993年に全日本GP250クラスにデビューした及川は今年で17シーズン目。悲願の初優勝を遂げ、ポイントも57ポイントの宇井に肉薄する54ポイントを獲得。このクラスでは久々にタイトル争いが最終戦にもつれ込む可能性が出てきた。

[佐藤 寿宏]
 

●ライダーのコメント

優勝/#3 及川 誠人 COLT&SJ-R
『本当はモリワキさんといい勝負して600(GPプロト)に勝てるレースがしたかったけれど、朝に走った時点でこれは違うなと思って(笑)宇井選手との戦いに頭を切り替えていきました。今回は路面コンディションがよくなかったので、予選はかなり大きくサスやタイヤをふって、うまく走れるところを探していた。それが決勝朝のウォーミングアップランまでかかってしまった。でもいい感触があったので、決勝は当たればいけると思った。ちょうど当たって気持ちよく走れました。宇井選手に追いついてからは前に出たくてしょうがないのを、ぐっとガマンしていました。最終ラップは失敗すると取り返しがつかないので、ラスト2周のヘアピンで抜こうと最初から決めていました。前に出てから脈拍が上がり失敗もあったけれど、深呼吸して“あと1周頑張れ!”と自分に言い聞かせました。これまで20年近くレースをやってきたのでスポンサーやずっと応援してくれた仲間たちに感謝したいですね。全6戦しかないので今回はどうしても負けられないレースだと思っていた。これを弾みに、ツインリンクもてぎも鈴鹿も優勝してチャンピオンを狙っていきたい』

2位/#41 宇井 陽一 立花レーシングwithSpruce/PT
『グリッドに出ていくときから今日は厳しいレースになるなと思っていた。タイヤが温まったら(及川さんが)来るなと思っていたら案の定来たけれど、自分が覚醒しなくて…、そのまま終わっちゃいました。僕だったら何周目で抜くか考えて、最終ラップでかっこよく抜こうとして失敗すると大変だし、残り2周あたりで来るかな?と思ったら、やっぱり来た。後ろについていて(及川さんが)オーバーアクセルで何回かすべっていたので、及川さんの脈拍が整う前に、もう一度1コーナーで抜こうと思ったけれど、今回はスリップストリームもきかなくてつらかった。1コーナーでも止まれず、バックストレートエンドでは追いつかず無理だなと思った。ダブルヘアピンの進入で行こうと思ったら手前のコーナーで失敗してしまい、無理に抜くのはラフになってしまうので、やめました。ツインリンクもてぎは僕も及川さんも得意なので、またいいレースになると思うけれど、次は負けません』

3位/#8 渡辺 一樹 COLT&SJ-R
『泣きたいくらい悔しいです。A.R.T.走行からタイムに差があった。これまで決勝ではスタートミスが多かったので、スタートで食いついていきたいというイメージを描いていた。いいスタートは切れたけれど、1コーナーの突っ込みが甘かったみたいで、インから(及川)誠人さん、アウトから宇井さんが来て、あっさり抜かれてしまいました。2、3周目までは何とかついていけたけれど、バイクがスリップストリームにもつけない状況で厳しかった。やっと自分のリズムをつかんでペースを上げた時はもう離されていました。追いかけたかったんですが…悔しいですね。トップに絡むためには、もっと自分のレベル上げていかないと。精神的にまだ甘いんですね。勝ちを狙っていくレースをできるように頑張ります』

 

250レース   決勝スタート
     
250レース   圧倒的な速さでポールポジションを獲得したGP2を駆る森脇尚護がオープニングラップから独走
     
250レース   GP250の争いは宇井陽一と及川誠人の一騎打ち
     
250レース   表彰台
優勝:及川誠人(中)、2位:宇井陽一(左)、3位:渡辺一樹
   
Photo:H.Wakita/Y.Harada(c)
 
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