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SUPERBIKE RACE in MINE


GP125
GP-MONO

文部科学大臣杯 2006年 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第1戦 SUPERBIKE RACE in もてぎ
主催:ツインリンクもてぎ(4,801m)
決勝レポート
DATE:2006-4/2
■開催日/予選:4月1日(土)、決勝:4月2日(日)  ■天候/予選:晴れ・ドライ 決勝:曇り後雨・ドライ/ウェット
■開催場所/栃木県・ツインリンクもてぎ(4,801m) ■観客数/予選:3,900人・決勝:8,300人

14歳の中上貴晶が仲城英幸との一騎打ちを制し初優勝を飾る!

  すばらしいスタートダッシュを見せた仲城英幸が、真っ先に1コーナーに進入。富沢祥也、中上貴晶、竹内吉弘、菊池寛幸と続いていく。オープニングラップのS字コーナーでは、今回が全日本デビューである富沢が仲城をかわしてトップに立つ。仲城もすぐにホームストレートで抜き返し、トップの座を奪い返すと、そのまま仲城の勝ちパターンである独走体制を築くかと思われた。しかし、二人のティーンズライダーがピタリと仲城をマーク。3周目には中上が富沢をかわすと、ダウンヒルストレートで仲城をかわしてトップに立つ。トップの3台は2分01秒台で周回し、4番手を走る菊池は、このペースについていけない。逆に後方には、もう一人のティーンズライダー渡辺一馬が迫り、竹内、山田亮太までの4台が4位争いを繰り広げる。

 トップを走る中上は、その勢いのままレースをリード。仲城、富沢が追う展開となる。9周目の3コーナーでは中上がブレーキングをミスし、仲城が前に出るが、直後のダウンヒルストレートで中上が再びトップに立つ。さらに10周目に入るとバトルはヒートアップ。まず仲城が中上をパス。さらに富沢も中上をかわして2番手に上がると、仲城も捕らえトップを奪う。しかし、最終コーナーで痛恨の転倒。そのままリタイアとなってしまう。これでトップ争いは仲城と中上の一騎打ちとなるが、中上が仲城を抑えきってチェッカーフラッグを受け、うれしい全日本初優勝を飾った。富沢の転倒で3位争いとなったセカンドグループはチャンピオンの菊池が巧者ぶりを発揮し、集団のトップでゴール。以下、竹内、井上、渡辺、山田の順で続いた。

[佐藤 寿宏]
●ライダーのコメント

優勝/中上貴晶
開幕戦なので緊張していたけれど、勝ちたいという気持ちのほうが強かった。テストではバイクのセッティングが合わなくて苦労したけど、レースではメカニックがよく仕上げてくれました。レースの組み立ては特に考えず、すべて全力で走りました。自分のバイクを速く仕上げてくれたメカニックに感謝しています。今日の優勝は今までのレースで一番うれしい。このまま勢いに乗って、次もいいレースがしたいですね。

2位/仲城英幸
スタートはうまくいったので、ペースを上げようと思ったけれど、思うように上げられず、富沢くんや中上くんに抜かれてしまった。もっとペースアップしようと思い、(徐々にペースが上がる)このようなレースになった。僕はやわらかいタイヤを選択したので、後半は苦しい展開になってしまった。でも、勢いのある若いライダーが増えたので、今後のレースも楽しい展開になると思う。今日の悔しさを次は勝利に変えたい。

3位/菊池寛幸
今日は苦しいレースになると思っていたので、3位は上出来。中上くんのような若いライダーが頑張ってくれると、自分も力が入るし楽しんで走れる。今後は僕ら(ベテラン)が若手の彼らを追う立場になるといいね。僕らをぶっちぎってくれないと、世界で通用するライダーにはなれない。次のレースも楽しみだね。


   
   
 
   
   
     
   
     
   
   
     

 

 
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