最終戦最初の全日本公式予選、J-GP3クラスは30分の1セッションで行なわれた。好天に恵まれたサーキットで、まず存在感を示したのが高杉奈緒子。上位陣が2分20秒台の中、3周目にいきなり2分18秒965をマークしてトップに躍り出た。その後、村瀬健琉が19秒351、成田彬人も19秒836まで上げて2番手、3番手に続く。4番手には福嶋佑斗が20秒168。 セッション後半、中山愛理、鈴木大空翔らがタイムアップ、鈴木は19秒893をマークして4番手へのポジションを上げた。その後、残り数分の時点で赤旗中断があり、残り4分で再開されたセッション。実質的なタイム計測は残り1周という中、区間ベストをマークするライダーは現れたが、最終的に上位陣はタイムアップが見られず、高杉が全日本初ポールポジションを獲得した。2番手村瀬健琉、3番手成田。セカンドロウには鈴木、福島、細谷が20秒319で続く。