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写真&レポート
国際A級スーパークラス
 
藤波貴久選手が日本GPで05年以来の優勝!!
 
 ゴールした直後、トップ争いをしたライバル、ジェロニ・ファハルド選手(♯3/ベータ)から「おめでとう」と言われると、日本のエース・フジガスこと藤波貴久選手(♯5/ホンダ)は自身の優勝を知り、その目から涙をあふれさせた。
 
 FIMトライアル選手権で初の開幕戦の地となった母国日本GPで2日目(DAY2)、逆転の末、実に8年ぶり(母国GPの優勝は05年以来)に日本のエースは表彰台の真ん中に立った。
3ラップ目の最終セクション(コース)にて、それまでトップだったファハルド選手がミスをして5点減点になると、2位の藤波選手との差は4点。藤波選手が最終セクション3点以内の減点でゴールできれば逆転というチャンスを迎えたが、本人にはあえて正確なポイント差は知らされなかった。だが「(応援してくれるたくさんの人がいるのだから)ここで勝たないでどうする」と自身を奮起させトライ。途中、足を着いて1点減点になってしまうも、その後はミスなく急な登り坂を駆けて上がってゴール。
優勝がわかったとたん、観客からも大歓声が上がるとともに、拍手の嵐が沸き起こり、まさに会場がいったいとなってエースの勝利を喜んだ。
藤波貴久選手(♯5/ホンダ)


藤波貴久選手
「応援してくれたファンのみなさんのおかげです。本当にありがとうございました!そして最高のエンジンとマシンを用意してくれたチーム、関係者に感謝します」
 
日本GPは今年も例年通り、2日間の開催。DAY1では2012年チャンピオンのトニー・ボウ選手(♯1/ホンダ)が優勝。
藤波選手は4位と、母国GPでの表彰台を逃し、直後には声を荒らげて悔しさをあらわにしていた。ちなみに今年からトライアル世界選手権は、セクション内で止まってはいけない”ノンストップ”というルールが採用され、マシンの前進が止まったら減点5点が加算されてしまうというものになった。そのルールを以前経験しており、かつ「自分に合っている」という藤波選手。今年はよりその活躍が楽しみである。
 
 

また、この日本GPには日本人ライダーも多数スポット参戦。全日本の最高峰クラス・IASに参戦しているライダーはもちろん、10代、20代の若手も出場。125ccのユースクラスにはMFJトライアルアカデミー出身の大神和輝選手(♯83/ホンダ)、佐藤和人選手(♯84/スコルパ)、倉持俊輝(♯85/ガスガス)の姿もあった。
ワールドクラスでは、藤波選手を除くとDAY1・小川友幸選手が7位で日本人ライダーのなかでトップ。DAY2は8位で野崎史高選手がトップだった。昨年の全日本チャンピオン黒山健一選手はDAY1/2とも9位。

 
◆MFJトライアルアカデミー出身ライダー
大神和輝選手
(♯83/ガスガス)
佐藤和人選手
(♯84/スコルパ)
倉持俊輝選手
(♯85/ガスガス)
「もっと修行をしないとダメだなと感じた2日間でした。ただ、全日本では250ccに乗っているのですが今回は125cc。ごまかしが効かない排気量で世界選手権を戦ったことで自分に何が足りないのかわかり、それを今後につなげていけたらと思っています」 「1日目はリタイヤしてしまったので、2日間はとにかく完走することが目標でした。2日目は昨日より、うまく走れたと思います。またこの2日間の経験で成長できた部分を感じました。これをこのまま全日本につなげて優勝を目指したいです」 「1日目はさんざんだったので、気持ちを入れ替えて2日目はとにかく楽しく走ろうと心がけました。そのおかげでか、調子よく楽しく試合を進められたと思います。この調子で全日本もがんばりたいと思います」
 
小川友幸選手
野崎史高選手
黒山健一選手
 


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