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写真&レポート
2012 MOTO1ALLSTARS Rd.5 7/29 TS TAKATA Circuit
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PROクラスHEAT1
今大会、事前にエントリーを済ませていた前大会終了時ランキング3位の#7森田一輝だったが、残念ながら大会直前になり諸般の事情で欠場、チャンピオン2連覇を狙う#1佐合潔にとって今大会を制するのにまた一歩近づいた。
ポールポジションは佐合、スタート後、佐合、#16赤嶺涼太、#84松本康、#4三苫進、#3金児隆太、#14長谷部高則のオーダー。
地元チーム「KTMレーシング福山」の所属で、期待を一身に集める赤嶺だったが、3周目の第一ダート入口すぐの直角コーナーで転倒、2位を松本に明け渡してしまう。
その後6位でレースに復帰するもその後ズルズルと後退してしまった。
この日、このコーナーは全クラスを通じて鬼門となり、数多くのライダーがその餌食となった。
三苫、長谷部と熾烈な3位争いを繰り広げていた金児隆太もその一人で、8周目に転倒、マシンを痛めながらもピットまで戻るが、マシンはレース時間内の修復は難しく、そのままリタイヤとなってしまった。これで楽になった佐合だが、手を緩めることなくさらに後続を引き離し、ブッチギリで勝利を飾って20ポイントを獲得、シリーズチャンピオン獲得がさらに磐石のものとなった。
2位は、そのまま松本、三苫、長谷部、#19大西健太郎の順。
さらに6位にはレース序盤で一旦コースアウトし、順位を大きく下げたが、その後、怒涛の追い上げで順位を挽回、最終ラップ、ゴール手前で前走者をかわして逆転した#5増田智義が入った。

HEAT1喜びの表彰式 HEAT1を制したTOP3。暑さで疲労の色が濃いが、この後HEAT2でさらに事態は思わぬ方向に・・・。
圧倒的な強さでHEAT1を制した佐合(画像は練習走行時)
お互いにランキング上位ながら明暗が分かれた#4三苫と#3金児隆太
怒涛の追い上げで入賞をもぎ取った#5増田
   


   
PROクラスHEAT2
グリッドはHEAT1同様でまずは順当にスタート。#1佐合、#16赤嶺、#5増田、#4三苫、#84松本と続くが、なんと三苫がオープニングラップのダートセクションで転倒、大きく順位を落とす。
TOP3は佐合、赤嶺、増田の展開、佐合はいつものようにペースアップしてどんどん逃げ切り体制に移ろうとする。
一方、赤嶺は地元の利を活かして佐合を追いかけたいところだが、後続の増田のチャージを受けて防戦一方となり、思い通りにならない。
一方後方では#14谷田部高則、#19大西健太郎そして赤嶺のチームメイトの#6池田孝宏が5〜6位争いを展開する。逃げる佐合に対して、誰も手が出せずこう着状態が続いていたが、なんと10周目に佐合がエンジントラブルでマシンストップ!自らマシンを降りてしまう。ここでトップに立ったのが赤嶺。自身のROクラス初優勝を目指しスパート!2位を走る増田も久々の優勝が視野に入ったので赤嶺に対して猛チャージを見せる。
そしてついに13周目に増田が捉え、逆転、トップに浮上!しかし赤嶺も引き離されないように増田に食らいつく。ところが、後続で谷田部と熾烈な4位争いを繰り広げていた松本が、ついに谷田部を振り切って猛追。まず赤嶺をパスすると最終ラップの第一ダート、あの鬼門の直角コーナーで増田のインに入りついに逆転!トップに立つとそのまま逃げ切ってゴール!うれしい今季初優勝となった。
2位はおしくも勝利を逃した増田、3位に赤嶺、4位は池田、5位谷田部、6位大西という結果になった。


HEAT1に続きトップを独走する佐合。このまま優勝するかと思われたが・・・。 佐合のリタイヤ後、#16赤嶺と#5増田によるトップ争い。しかしその背後をうかがう#84松本が忍び寄る。
 
HEAT2激闘の後の表彰式。今季初優勝の松本とまたも優勝お預けの増田が明暗を分けた。  
地元の期待を集め予選2位を獲得。 HEAT2では一時トップを走行した赤嶺
最近復調著しい松本。HEAT1では2位に入り、さらなるジャンプアップを狙う。
赤嶺のチームメイト#6池田。
HEAT1に続きトップを独走する佐合。このまま優勝するかと思われたが・・・。
 
moto2クラス
予選ヒートの結果によりフロントローには、ベストタイムが1分15秒台を叩き出した、トップタイムの第2戦、第3戦のウィナー#41新井誠、moto2クラスランキングトップの#3久保、前回第4戦エビスのウィナーであるベテランの#11岸田の3名に、予選ヒートで食い込んできた#13大坪が入ってきた。
スタートから新井が飛び出し、それを久保が追う展開。岸田は若干出遅れ後方から来た#45坂口鈴呼に抜かれてしまう。
2周目には久保が新井を上回るタイムを出して猛追するが、ここで非情にも久保にフライングでピットストップペナルティの指示が!これにより久保は14位まで後退してしまう。圧倒的に有利になったにもかかわらず、新井はその手綱を緩めることなく、2位以下をどんどん引き離しにかかる。
2位以下は、大坪、岸田、坂口、#43河野信哉、#61松井康晃、#50中川龍司、#17納富桂、#22深見浩資、#44近藤一磨のオーダーで周回が続く。
レース中盤、坂口が遅れ始めて10位以下に後退、さらに10周目に松井が転倒、再スタートするも順位を落とした。その間、ピットストップペナルティで一時は14位まで順位を落とした久保が怒涛の追撃を行い、6周目に10位まで順位を戻すと、そこから周回を重ねるごとに順位を上げ、9周目には7位、10周目には5位まで戻してそのままフィニッシュ!
優勝は、ただ一人決勝中も1分15秒台のベストラップを出した新井がポール・トゥ・ウィン、2位は大坪、3位は岸田、4位に終盤順位を上げた中川、5位は大きく挽回した久保、6位に納富が入った。


 
moto2クラス表彰式(全レース終了後行われた)  
絶対的な速さで再びmoto2クラスを制した新井
ペナルティストップが悔やまれる久保。怒涛の追い上げで入賞、ランキングトップを守った。
 
 
moto1OPEN
予選トップは、連勝中だった#300高山直人を前戦エビスで破って優勝した#40吉田和司。
以下、高山、#38ベンバサット・ミッキー、地元「KTMレーシング福山」の#38増威誠二という布陣のフロントロー。
ポールポジションの吉田は緊張からか、スタートで出遅れ、高山に先行させるという痛恨のミスを犯す。それでもスタート直後から追撃を図り、2台のみ1分14秒台のペースで周回するも、高山がスパートして、ただ一人13秒台に入れて引き離しにかかると、必死に後を追うもなかなか差を詰めることができない。
また、3番手のミッキーと#4川留健一、増威による3位争いが激しくなる。7周目に川留に代わって4位に浮上した増威が、たびたびミッキーにチャージするも抜くことができない。しかし10周目にミッキーがペースダウン、増威が3位に浮上してそのままゴールとなった。
一方トップ争いはこのまま高山の独走で終わるかと思われたが、10周目でなんと高山が転倒!吉田が差を詰めるかと思われたが、高山がすぐにリスタート、思ったほど差を詰めることができなかった。さらに最終ラップの最終コーナーで吉田が逆にスローダウン、なんとか2位のポジションは守れたものの、高山の先行を許す結果となってしまった。



 
moto1OPENクラス表彰式(全レース終了後行われた)  
2戦連続でポールポジションを獲得した吉田だったが・・・。
絶妙のスタートでトップに立つと、そのまま逃げ切った高山