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写真&レポート
MOTO1 Rd.2 Biwako 4/29 sun Biwako Sports Land
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Photo:Jimbow@jkdp
美浜の開幕戦から2週間後という短いインターバルでの開催となったMOTO1第2戦の琵琶湖ラウンド。土曜の練習走行日はTシャツ1枚でも汗ばむほどの好天で翌日曜の本番レースは時折曇る空模様と心地良い風で過ごしやすいレース日和となりました。
 


moto1PRO FINAL HEAT1
 開幕戦では精彩を欠いた#1佐合 潔がタイムアタックでのトップタイムを叩き出し、決勝HEAT1のポールポジションを獲得。 スタートでも第1コーナーに最初に飛び込む。 続いて#5増田"JAWS"智義、#3金児"RYUTA"隆太、#7森田"IKKI"一輝、#84松本"YASSY"康、と続く。
 グリッド2列目に位置した#4三苫 進はスタートのミスで出遅れて#21五十住 洋祐、#16赤嶺 涼太、#20小野 一馬に先行され背中には#17天野 拳が張り付く苦しい位置に。1周目のダート・セクションで早くも順位に変動が出る。 テーブルトップ・ジャンプへイン側のラインを取った金児リュータのアウト側バンクから森田が仕掛けて空中で前に出るパッシング。
 そして、続く180度ターンからの加速で三苫が小野をパスしてポジションを上げる。
 レース中盤のダートで増田が佐合との間合いを詰めるが、一瞬バランスを崩した瞬間に森田が並び加速で前に出て2位にポジションを上げる。その隙に佐合が差を広げて独走体制に入る。
 レース終盤で序々にペースが落ちてきた金児リュータを松本が捉えてパッシング、4位のポジションでレースを終えた。 三苫も赤嶺と五十住をパスして金児リュータを射程距離に捉えるも追いつくには至らず6位でチェッカーフラッグとなった。
 現場で交換したブレーキのフィーリングに馴染めず最後列スタートとなった#12坂牧 隆夫は堅実に10位まで順位を上げた。

moto1PRO FINAL HEAT2
 スタートから、ほぼヒート1の順位のまま全車2コーナーまで抜けるが、3コーナーでアウト側からポジションアップを狙った五十住がバランスを崩して転倒寸前になりながら小野の前に出て8位にポジションを上げる。
 そのすぐ後では金児リュータの実父、#13金児 伸二が天野と激しくぶつかり合いながらサイド・バイ・サイドでのコーナーリングを重ねてポジションを死守。 そして、その間髪を縫って坂牧が2台を一気にパスして9位に上がる。
 序盤ではトップを独走状態だった佐合との差を周回を重ねる毎に縮めて背中に張り付く増田が2位のポジションをキープ。
 3位には金児リュータが位置して、後に続く森田、松本、三苫と激しいセカンドグループの争いを続けていたが、レース中盤のダート入り口で森田が激しい転倒を喫し、松本がラインをふさがれる形となり、三苫が難なく4位にポジションを上げる。
 この転倒から再び走りだす事が出来ずに森田はヒート2をリタイヤとなった。
 そしてペースを上げて金児リュータを追う三苫は終盤のダートセクションでラインを変えてのパッシングに成功するが、2位の増田に追いつくには至らず、3位でレースを終えた。
 レース終盤にかけて背後で激しいプッシュを仕掛ける増田をかわした佐合が両ヒートをポール・トゥ・フィニッシュで第2戦の勝利を飾った。
 中盤まで三苫の背後で7位を走っていた赤嶺はトラブルで最下位まで順位を落としたが10位まで順位を戻してチェッカーをくぐった。
 終盤までもつれた金児 伸二と坂牧の争いは、金児が抑え切り8位でレースを終えた。

両ヒート共に佐合の背中を追い続けるも今一歩のところで逃げ切られた増田。


プロクラス1年目ながら活きのいい走りを魅せる赤嶺と小野の競り合い
ヒート2ではリタイヤという残念な結果に終わった森田
表情はにこやかながら激しいライバル意識をぶつける表彰台での佐合と増田
 



moto2 FINAL
 昨年まではCR85やCRF250Rでスポット参戦していた注目の中学3年生、#41新井 誠がハスクバーナでの本格参戦でポールポジションを獲得。 しかし、スタート直後の1コーナーでフロントを滑らせ転倒したところへ後続車が巻き込まれるトップ集団の多重クラッシュが発生し赤旗中断に。
 マシンの修復と安全確認のために短いインターバルを挟んで周回数を1周減算しての再スタートとなった。
 転倒のダメージでリタイヤを予想された新井だが再びポールポジションに立ち、仕切り直しのスタートでも最初に1コーナーに飛び込んでホールショットを奪う。
 2番手のポジションには開幕戦を制した#3久保 晶、そして#10瀧川 貴士、#1金子 和之と続く。 4番手スタートのポジションだった#45坂口 鈴呼はクラッシュのダメージを引きずり5番手に位置する事となった。
 タイムアタックから予選までは好調でトップタイムを出していた#11岸田 尊陽は決勝に向けてリズムを乱して3列目からのスタート。
 レース終盤まで、ダートに自信のある久保が新井に何度もチャージを仕掛けて並びかけるも新井の前に出る事は叶わず、2番手でレースを終える事となった。
 パッシングのタイミングを逃し続けていた#6中村 竜規は坂口をパスして5位にポジションを上げ、抜かれた坂口は背後に迫る岸田のチャージを辛くもしのぎきって6位に入り、レースを始めて3年目にして全日本デビューの今シーズンで初めての表彰台に立つ事となった。

MX出身の久保の猛追をダートセクションでもしのぎきり見事な勝利を獲得した新井 誠
一人では歩けないほどのダメージで決勝レースを走りきり、表彰台の真ん中で感極まる新井 誠



moto1 OPEN FINAL
 好調なタイムを刻んでポールポジションを獲っていた#300高山 直人のマシンにトラブルが発生して、展示用に会場に持ち込んでいたフルノーマルのスペアマシンを調整して臨む決勝レース。
 2番手のグリッドには開幕戦の美浜での大転倒で予想外の予選落ちとなった#40吉田 和司が並ぶ。
 スタートダッシュでホールショットを取った高山は、不安要素の残るマシンに不調が出る前にアドバンテージを稼ぐ作戦で先行逃げ切りの体制に入り、好スタートを切った#12木下 裕規が続く2番手で1コーナーを抑える。
 3番手スタートとなった吉田は先行する木下を6コーナーで抜き、トップを走る高山を追うが、ダートセクションで差を詰める事ができずに周回数を重ねる事となった。
 セカンドグループの争いではレース序盤で#15福沢 武がダートでのエンストで順位を大幅に落として脱落。 #33青木 優治、#16薄井 保彦、#6吉田 雄一の三つ巴の4位争いとなったが、チェッカーフラッグ寸前の最終コーナーからの競り合いで吉田 雄一が薄井の前にタイヤ半分ほど抜き出て僅差での5位をもぎ取った。

スタートからラストラップまで後続に詰め寄らせず走りきった高山 直人
MX界の名門、チーム・ハマーからエントリーの木下 裕規。 実力と結果がなかなか結びつかなかったが今戦で雪辱を果たした。
予選落ちとなった開幕戦に比べれば2位のリザルトは上出来ながら課題は山積みという吉田
 
トップ3表彰台。 地元に近い木下は応援団の人数も一際多く、表彰式では会場が大きく沸いた
 

 
PINKY RACE_LADYS
 エキシビジョン・マッチで特別開催のレディース・クラスでは和やかな雰囲気の中でレベルに応じた熱戦が繰り広げられて会場を大いに盛り上げた。