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鈴鹿2&4


JSBクラス

文部科学大臣杯  2009年 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第2戦 ケーヒン 鈴鹿2&4レース
主催:鈴鹿サーキット(5.821km)
JSB1000予選レポート
DATE::2009-04-18

宇宙人・秋吉耕佑が前人未踏の2分6秒台に突入!
決勝レースは秋吉の一人旅となるのか!?
それとも酒井、中須賀、山口が食らいつくか!?

 2年振りの鈴鹿2&4レースは、初めてSUPER GTシリーズとの併催となった。グランドスタンドを始め、ピットビル、リーダータワーなど、東コースがリニューアルされた新生鈴鹿。S字コーナーの景色が変わり、走りにくいというライダーも多かったが慣れてくれば、それも問題なし。東コースは路面が張り替えられ、最終コーナーが走りやすくなった。さらにチェッカーラインが100m最終コーナー側に移動したこともあり最終セクションの区間タイムが大幅に縮まっている。

 何と言っても今回の本命はホンダに移籍し、F.C.C. TSR Hondaからスポット参戦している秋吉耕佑だ。事前テストから好タイムをマーク、その時点で区間タイムのベストをプラスすると2分6秒7は出ていたと言う。それだけに、今回の予選では自身の持つコースレコードを更新するのは確実、金曜日の走行でもトップタイムをマークしており、どこまでタイムを縮めてくるかが注目された。
 ノックアウト方式で行われた公式予選。50台が走行したQ1では、クリアラップが取れない状態ながら、いきなりコースレコードに迫りトップにつけた秋吉は、Q2では様子見の2番手となる。そして、12台のみが進出できるQ3を迎える。ここで秋吉は周囲の期待に応える走りで前人未踏の2分6秒台に突入。セッション終了間際にさらにタイムを縮め2分6秒488という、とてつもないニューレコードタイムをたたき出した。「目標は2分5秒7ぐらいなので、まだまだですね。マシンも詰める部分もあるし、8耐に向けていいベース造りになったかな」と涼しい顔。開幕戦筑波では予選タイヤを伊藤真一、酒井大作が使っていたが、今回ブリヂストンは予選タイヤを持ち込んでいない。秋吉は決勝用タイヤで、この驚異的なタイムを出しているというわけだ。予選日の路面温度は40度を超え、初夏と変わらないほど上がった。路面温度の低いうちは、ダンロップ勢がスタートダッシュをかけやすかったが、昨年の鈴鹿8耐以降はブリヂストン勢もレース序盤からペースを上げてきており、お株を奪う進化を見せている。秋吉と同じくブリヂストンを履く予選2番手の酒井大作、4番手の山口辰也も好調だ。
 対してダンロップ勢の雄、ゼッケン1をつける中須賀克行は、開幕戦筑波でのアクシデントで頸椎6番目のきょく突起を骨折。今回は痛みをこらえながらも必死の力走を見せた。中須賀は予選タイヤを使用し、自己ベストを記録しフロントロウを確保した。「とにかく序盤から食らいついていくしかないですね。ベストを尽くしてチャンスを切り開きたい」と中須賀。開幕戦筑波のウイナー亀谷長純は、予選タイヤを使用しなかったものの、こちらも自己ベストをマークしているがアベレージでは苦戦している。予選ではタイムを出してくると見られていた伊藤は6番手と今ひとつの仕上がり。事前テストではマシントラブルが発生しており、その影響を引きずっているようだ。
 決勝は、秋吉がどれだけのペースで走るかによって、レース展開が決まってくるだろう。2分6秒台に入る走りをするならば、昨年の第5戦鈴鹿のような独走になり、ペースが遅ければ酒井、山口がついていくだろう。中須賀、亀谷も食らいついていきたいところだ。伊藤もマシンが決まってくればトップ争いに加わってくるはず。いずれにせよ勝利のカギは秋吉が握っていると言えるだろう。

[佐藤 寿宏]
●ライダーのコメント

ポールポジション秋吉耕佑/F.C.C. TSR Honda
『練習走行からセットアップを確実に進めていくことを考えていたので、車体とエンジンのバランスが良くなってきた。しかし、まだ良くなり始めたばかりで、煮詰めていけば、今回の目標だった5秒7くらいは出せると思う。ただ、自分もチームも予選のタイムより決勝に向けてのオートバイ作りを目指しているから、まだまだセットアップの余地はたくさんある。決勝レースでは今日くらいのペースでいければ…(!!周囲一同呆然)』

予選2位/酒井大作/ヨシムラスズキwithJOMO
『ずっと決勝を見据えてセットアップ中心に行って、確実に進んでタイムもまとまってきたのでアタックしてみました。(前戦の筑波でダメージを負った)頭は 問題ないが、昨年の鈴鹿で強打した左の肩甲骨と肩の靱帯断裂したところが、骨に異常はないが動きが悪く、先週のテストでは痛みがあった。今はずいぶん治 まってきました。秋吉さんのように6秒台は出せないと思うが、決勝はできるだけ7秒台を刻めるように、自分のパッケージでベストを尽くすだけです』

予選3位/中須賀克行/YSP Racing Team
『決勝用タイヤを選択するため、セッティングを詰めながらの走行だった。Q3は予選用タイヤを使ったのですが、6秒台にかすればいいな、と思っていたので、 目標タイムに届かず悔しいですね。(前戦の筑波で)頸椎6番目局突起を骨折し、痛みはあるが決勝は大丈夫。レースで7秒台を刻むのは難しい状況だ が、できるだけ自分のベストを出したい。去年のアベレージを考えると8秒台をキープすれば、最後の方にはチャンスが見えてくるかな。あきらめずに最後ま で頑張りたい』

ポールポジション秋吉耕佑   ポールポジション:秋吉耕佑
     
酒井大作   予選2位:酒井大作
     
中須賀克行   予選3位:中須賀克行
     
フロントロウ   プレスインタビュー
左から中須賀、秋吉、酒井
     
山口辰也   予選4位:山口辰也
     
photo H.wakita(c)
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