レース情報 ライセンス ダウンロード おすすめショップ 当協会について
 
rece
種目別最新情報
tree01 ロードレース
tree01 モトクロス
tree01 トライアル
tree01 スノーモービル
tree01 スーパーモタード
tree01 エンデューロ
tree02 その他競技種目
レース観戦情報&レース結果
tree01 ロードレース
tree01 モトクロス
tree01 トライアル
tree01 スノーモービル
tree01 スーパーモタード
tree02 エンデューロ
レースカレンダー検索
TV放送予定
tree02 BS , 動画配信
国内競技規則書
FIM規則(和訳)
公認車両
公認用品・部品
アンチドーピング
全日本選手権シリーズランキング
 

| INDEX | Rd1 TSUKUBA | Rd2 SUZUKA | Rd3 AUTO POLIS | Rd4 SUGO | Rd5 OKAYAMA | Rd6 MOTEGI | Rd7 SUZUKA |

SUPERBIKE RACE in TSUKUBA


GP250

文部科学大臣杯 2009年 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第1戦 SUPERBIKE RACE in TSUKUBA
主催:筑波サーキット(2.070Km)
決勝レポート
DATE:2009-4/5
■開催日/予選:4月4日(土)、決勝:4月5日(日)  ■天候/予選:晴のち曇 決勝:晴 ■路面/ドライ
■開催場所/茨城県・筑波サーキット(2.070Km) ■観客数/予選:2,400人・決勝:15,100人

満身創痍の宇井陽一が開幕戦を制す

 ポールポジションからスタートした及川誠人がホールショットを奪い、オープニングラップは及川を先頭に、宇井陽一、渡辺一樹、星野知也、藤田拓哉、中本郡の順で続く。トップ争いは大方の予想通り1周目から及川と宇井の一騎打ちとなった。4周目に宇井が及川の前に出るが、10周目には再び及川がトップに立ち、2台はハイペースを保ちながら3番以下を引き離していく。
 一方、セカンドグループは序盤から渡辺、藤田、星野、中本の4台が3位を争っていた。7周目に藤田が渡辺を抜き、9周目には星野も渡辺をパスするが、翌周の第2ヘアピンで星野が転倒を喫してしまう。「すぐ後ろにいたのでアクセルをゆるめてしまった」という渡辺はここで前を行く藤田に差を広げられてしまう。中本も徐々に離されだし、3番手以下はそれぞれ単独走行となっていく。
 レース終盤にはバックマーカーが集団で現れはじめる。2番手につけていた宇井はこのタイミングをうまく利用して22周目の1コーナーで及川をパスすると、ペースを上げて及川との差を広げていく。バックマーカーに阻まれた及川は差を詰めることができず、最後は約1秒5の差で宇井の優勝が決まった。2クラスにダブルエントリーしている宇井は、この前に行われたGP125のレース中に転倒を喫し、体にダメージを受けての満身創痍での優勝だった。
 ラスト5周は必死で追い上げたという渡辺が最終ラップで藤田をかわし3位でゴール。及川とともにチーム2-3位を決めた。及川にとっては悔しい2位だったが、自ら立ち上げたチームを表彰台に導いた緒戦となった。4位以下は藤田、中本、福山京太、前川泰志、小口理の順にゴール。転倒した星野はその後再スタートし、1周遅れの9位でチェッカーを受けている。

[佐藤 寿宏]
●ライダーのコメント

優勝/#41 宇井 陽一 41PLANwithSpruce/PT
『125のレース中に転倒して体にダメージがあったので、スタートしてすぐは及川さんの後ろにいるのが精一杯だったが、走っているうちにだんだん体が暖まって動くようになった。バックマーカーが計算通りのタイミングで現れ、最終的に及川さんを抜くことができた。序盤にタイヤを温存していたし、レースのスタートが遅れて気温が下がっていたので、僕の使っているタイヤの特性を生かせたし、最後にペースを上げることができた。125のレースはマシンもうまく決まらず転倒していたので250のレース前は不安もあったけれど、グリッドについた時、このレースウィークの中で一番マシンがいい状態だと感じた。125と250の乗り換えは特に問題はないし、ダブルエントリーは今までやったことのない新たなチャレンジなのでモチベーションも上がる。今の目標は今年中にダブルウインを決めることですね』

2位/#3 及川 誠人 COLT&SJ-R
『今回は行けるかなと思っていたんですけどね。周回遅れを利用してうまく抜け出そうという構想だったけど、逆に(宇井に)決められちゃいましたね。バックマーカーの動きが読めなくて、ぶつかりそうになったりして躊躇してしまったのが敗因。最後は引き離そうという考えもあったんですが、ペース上げてみたが宇井選手も同じようなタイムだった。スポンサーのためにもどうしても勝ちたかったので本当に悔しいです』

3位/#8 渡辺 一樹 COLT&SJ-R
『3番手からスタートしたのに、スタートで少しミスして前に1台入られて出遅れてしまいました。トップの2台について行って自分のリズムをつかみたかったけれど、タイムも上げられず徐々に下がってしまった。自分の中で気持ちを切り替えて前との差を詰めていって、最終ラップの最終コーナーで(藤田の)ミスをつき抜くことができたのは運が良かった。もっと自分の走りに集中して、一つ一つコーナーの理想の走りを追求したものをつなげていって、タイムを上げ、次のレースではトップ争いに加わりたい。トップライダーである及川さんと同じチームで走れることはとても勉強になっていますが、及川さんからのアドバイスを自分がまだ生かし切れていない。4月26日にツインリンクもてぎで開催される日本GPにワイルドカードでの出場が決まっているので、それに向けていい流れができたとは思います』


250決勝レース   #3及川 誠人と#41宇井 陽一が激しくトップ争いを展開する
     
250決勝レース   セカンドグループの#8渡辺 一樹、#33藤田拓哉、#46星野 知也#21中本 郡
     
250決勝レース   宇井 陽一
   
250決勝レース   優勝/宇井 陽一(中)、2位/及川 誠人(左)、3位/渡辺 一樹
   
Photo:H.Wakita(c)
 
| Top |
Copyright 2011 Motorcycle Federation of Japan All Rights Reaserved.
|