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 アジア諸国を転戦するアジアロードレース選手権が、9月1日、初めて三重県・鈴鹿サーキットで行なわれた。
 アジアロードレース選手権は、最高峰の「スーパースポーツ600(SS600)」、日本ではまだ馴染みがないものの人気の高い「アンダーボーン115(UB115)」、CBR250Rのワンメイクで競う「アジア・ドリーム・カップ(ADC)」の3クラスが開催され、いずれも2ヒート制となっている。
 
 4ストローク2気筒600〜750cc、3気筒500〜675cc、4気筒400〜600ccを搭載した市販車ベースのマシンで戦うSS600クラス。今回はワイルドカードで多くの日本人ライダーも参戦していた。
 レース1は、2011年のSS600チャンピオン・藤原克昭選手、今年の鈴鹿8耐にも出場していたアズラン・シャー・カマルザマン選手、ワイルドカード参戦の中冨伸一選手が三すくみの戦いを見せた。しかし、途中から降ってきた雨の影響で転倒が相次ぎ赤旗中断、そのままレースは終了となってしまう。結果は7周目終了時点で成立となり、中冨選手が優勝した。
 レース2も、藤原選手、中冨選手、アズラン選手の3人が熱いバトルを繰り広げるものの、ペースを上げた中冨選手が抜け出し、最後までトップをキープしてチェッカー。ダブルウィンを飾った。
 
  中冨選手のコメント
   「とてもハードなレースでした。でもアジア選手権で藤原選手とも戦えて、優勝できてすごくうれしいです」
 
 
 ADCはレース1、スタート直前に雨が降り始めるという状況のなか、尾野弘樹選手がホールショットを奪いレースをリード。途中3位まで後退してしまうが、最終ラップで前を行く2台をとらえ、トップでチェッカーを受けた。
 ドライコンディションとなった2レース目も、尾野選手が終始レースをリード。独走状態でレースを制した。尾野選手はフリー走行や予選など全セッションで首位となり、母国・鈴鹿サーキットでパーフェクトウィンを飾った。黒木玲徳選手は5位/8位。
 
  尾野弘樹選手のコメント
   「レース1、2とも雨が降ってくるなど難しいレースでしたが、地元の日本で勝ててとてもうれしいです。」
 
 
 ホンダのカブのように、フレームが車体の下部にあるアンダーボーン。マシンのポテンシャルに差がほとんどないことからレースは接近戦となり、それがこのクラスの見どころの一つでもある。レース1、レース2とも数珠つなぎでレースが展開されたなか、レース1はホンダのマシンを駆るアフェンディ・ロスリ選手、レース2は2010年チャンピオンのハディ・ウィジャヤ選手が制した。また、日本人で唯一フル参戦し、開幕戦では優勝している真崎一輝選手は、今一つ調子が上がらず9位/10位。急きょ参戦が決まった玉田敬済選手は両レースとも転倒を喫してしまった。
 
 
 マシンの展示やライダーのサイン会が行なわれたピットウォークには、レースファンがたくさん集まった