トライアルの国別(チーム)世界選手権、第21回トライアルデナシオンが、スペイン・コルドバで9月25日(女性部門)26日(男性部門)の2日間にわたり開催された。トライアルデナシオンは年に1回、国を代浮ｷる選手がチームを結成し、チームの総合成績によってトライアル世界一の国を競う大会。今大会には男性部門は22カ国(うち上位9カ国が世界選手権対象)、女性部門は10カ国が参加した。

2004年世界チャンピオンの藤波選手を擁する男性部門(藤波貴久、黒山健一、小川友幸、田中太一)は、スペイン、イギリスに次いで3位入賞を果した。男性部門は2002年、2003年に続き、3年連続の3位。日本がトライアル強豪国のひとつであることを、あらためて証明した。

25日の女性部門では女性部門(萩原真理子、西村亜弥、高橋摩耶)が競技中盤までトップを行く素晴らしい成績で周囲を驚かせ、最終的には強豪フランスに続く2位入賞を果した。トライアルデナシオン女性部門は2000年のスペイン大会から開催され、日本は、初めて参加した2002年の8位が最高の成績だった。
なお24日に開催されたFIM女性トライアルカップ(参加13カ国/36名)では、萩原真理子選手が2位、西村亜弥選手が5位に入賞している。

国別(チーム)世界選手権はモトクロス、トライアルで毎年開催されており、モトクロス(10月3日・オランダ)へも日本チームが参加する。