加藤大治郎選手の逝去について
去る2003年4月6日、ロードレース世界選手権シリーズ第1戦日本GP決勝レースにおける事故にて意識不明の重体となり、治療を続けていた加藤大治郎選手が4月20日午前12時42分、亡くなられました。
加藤選手は、2001年には世界選手権GP250クラスで11勝を上げチャンピオンとなり、モーターサイクルスポーツ界で初めて文部科学省より「スポーツ功労賞」を顕彰されました。また、1997年全日本選手権GP250チャンピオン、2000年・2002年の鈴鹿8耐優勝など、数々の栄冠に輝く日本を代浮キるトップライダーでした。加藤選手の訃報に接し、深い悲しみでいっぱいです。
いつも素晴らしいライディングとともにその暖かい人柄で、人々を魅了し、夢を与えてくれた加藤選手のご冥福を心よりお祈り垂オ上げます。
(財)日本モーターサイクルスポーツ協会
会長 鈴木 正利
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