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有効得点制で争われるレディースクラス、西村亜弥(ベータ)が2位に4倍の好スコアをマークしてシーズン5勝目。今大会で、レディースクラス創設以来の連覇を達成した。2018年シーズンのチャンピオン、一番乗りだ。
今大会は、初めて8名のエントリーがあってにぎわった。残念ながら小谷芙佐子は負傷が完治しておらずに欠場したが、ニューフェイスのソアレス米沢ジェシカの参戦がトピックとなっていた。
セクションは、ちょっときつめ。しかし当日になってみれば、西村ならオールクリーンを可能かという勢いになっていた。西村からは離されたが、日本GPでの負傷で北海道大会を欠場した小玉絵里加もよく減点を押さえて、2ラップ目は5点なしで走りきった。
3位以降はなかなか接戦。結果は山中玲美(ホンダ)が逆転で表彰台を獲得したが、山中40点、宮本美奈(モンテッサ)41点と僅差。さらに寺田知恵子(スコルパ)50点、稲垣和恵(シェルコ)53点と、表彰台争いが接戦となったのは収穫だった。ニューフェイスのソアレス米澤もクリーン1をマークして初めての全日本選手権参戦を終えた。
【西村亜弥のコメント】
1ラップ目に木の根っこにつかまってしまって5点になって、それがとにかくなさけないです。5点はそれ一つなんですが、このセクションで5点を取るというのがだめですね。今日はクリーンできなかった第2セクションも含めてオールクリーンセクションでした。チャンピオンは決まりましたが、残り2戦、そういうところをしっかりとしていきたいと思います。
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2017年GC大会で優勝、2018年に国際B級に昇格して全日本参戦を始め、すでに上位入賞を果たしている宮澤陽斗(ベータ)が、ついに初勝利を挙げた。
宮澤は6月の日本GPにも参戦していているが、一貫して125ccに乗っている。それもあって雨が苦手ということだが、今シーズンは雨模様ばかりの大会で、苦戦が続いていた。
10セクション2ラップの闘いで、2ラップ目は塚本厚志(モンテッサ)、中野禎彦(ベータ)がオールクリーンを果たしたが、2ラップともにオールクリーンは宮澤のみ。結果表では1点差の接戦ではあったが、オールクリーンの宮澤の文句なしの勝利。全日本選手権初勝利となった。
北海道までランキングトップの冨名腰慶亮(ホンダ)は15位。ランキング2位につけていた和気聖司(ガスガス)が3位表彰台に上がり、ランキングトップを奪い返している。
宮澤と同じく、GC大会で2位となって国際B級に昇格した藤堂慎也もシーズン2度目のポイントを獲得。今回は10位に入った。
【宮澤陽斗のコメント】
今年は毎回雨天気で、なかなか納得のいく走りができていなかったのですが、今回はいい天気になったので、ここで勝てなければどこで勝つんだと気合いを入れてがんばりました。その結果がオールクリーンで、優勝できてよかったです。残り2戦も、この調子で勝っていきたいです。
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