ヒート1
気温も上がりはじめてきたスタート前、激しい戦いが予想されたこのクラス、調子を上げている(#52)山本鯨が初優勝を飾るレースとなった。
レースは(#52)山本鯨がホールショットを決め(#86)小方誠、(#43)稲垣佳樹、(#411)中村友則、(#37)三原拓也らが続くかたちでレースがはじまる。調子を上げている(#52)山本はトップのままペースを上げ、2番手以降の後続を引き離しにかかろうとするが、(#86)小方が(#52)山本の後ろをピタリとマーク。逃げる山本を(#86)小方、(#411)中村が襲いかかる。5周目、3番手に付けていた(#411)中村がトップ争いをしている山本と小方を一気に交わしトップに躍り出る。トップに立った中村だが、痛恨の転倒をおかしてしまう。代わりにトップにたったのが(#86)小方誠。調子を上げている小方は、後続に山本に従え周回をこなしていくのだが、山本の激しいプッシュにあいレース後半ミスをおかし転倒してしまう。代わりにトップに立ったのが山本。トップに立った山本だが後続にはスタートで出遅れていた(#37)三原拓也が付け、激しい追い上げを見せる。結局山本は、三原の追い上げを交わし、このクラス昇格後初の優勝を飾った。2番手には三原が入り3番手には後方から追い上げてきた(#123)星野裕が入った。
ヒート2
ヒート1同様(#52)山本鯨がホールショットを決め(#37)三原拓也、(#113)田中雅巳、(#555)加藤吏一らが続くかたちでレースがはじまる。4周目、逃げる山本を2番手を走る三原が責め立てる展開となり二人が激しいバトル繰り広げる中、その後方から今度は6番手から上がってきた(#411)中村と、(#43)稲垣佳樹がトップ争いに加わりここから4人の激しいバトルが繰り広げられる。この4台のバトルは、トップが激しく入れ替わるような戦いがみられ、お客さんが釘付けになるほどのデットヒートとなった。レース後半、トップ争いを繰り広げていた山本と稲垣が転倒をおかし、順位を落としてしまう。トップにたった中村はそのまま周回をかさねトップでチェッカーを受ける。2番手には小方入り、3番手には三原が入るかたちとなった。転倒を犯した山本と稲垣は惜しいレースとなってしまった。