レース情報 ライセンス ダウンロード おすすめショップ 当協会について
 
rece
種目別最新情報
tree01 ロードレース
tree01 モトクロス
tree01 トライアル
tree01 スノーモービル
tree01 スーパーモタード
tree01 エンデューロ
tree02 その他競技種目
レース観戦情報&レース結果
tree01 ロードレース
tree01 モトクロス
tree01 トライアル
tree01 スノーモービル
tree01 スーパーモタード
tree02 エンデューロ
レースカレンダー検索
TV放送予定
tree02 BS , 動画配信
国内競技規則書
FIM規則(和訳)
公認車両
公認用品・部品
アンチドーピング
全日本選手権シリーズランキング
 

写真&レポート
MOTO1 Rd.8 Motegi 10/29-30 Twin Ring Motegi
↑戻る
Photo:N.Shinohara
10月29-30日、MOTO1 All Stars Round8 MotegiがTwin Ring Motegiで開催された。天候が危ぶまれたが当日は雨が降ることもなく多くのお客様に来場いただいた。今回はフリーマーケットや選手からのハロウィーンプレゼントなどイベントも多く、大きく盛り上がった。 moto1 pro class、moto2 classは前ラウンドでシリーズチャンピオンが決まってしまっていたものの、激しい戦いが繰り広げられ見応えのあるレースとなった。
 


#192佐合完全勝利。
 ホールショットを奪ったのは#192佐合、それを追う#1Yassy。しかし、そのオープニングラップで#1Yassyはダートセクションでリヤタイヤをバンクから外しコースアウト。その際、リヤブレーキに何らかのトラブルを抱えしまう。もはやトップを追う走りはできず、徐々にペースダウン、そのままリタイヤ。
 トップは#192佐合。その佐合を代わって追ったのは#3Ikkiと#5三苫の2人。高速コースを得意とする2人だ。しかし#192佐合はその追撃を問題としない快調な走り。
 レース中盤、この佐合選手を追う2位争いが激しくなる。5位を走る#4リュータが#2Jawsをパスし4位に。その後もペースを上げ、3位の#5三苫に襲いかかる。4コーナーでインに入り込む、しかし#5三苫もかぶせて押さえる。その後も#4リュータは#5三苫の背後に張り付きアタックのチャンスをうかがう。
 三苫の前にいる2番手#3Ikki、トップを行く#192佐合との差をなかなか縮められない。一方、3位#5三苫は徐々にその差を縮め、#3Ikkiへのアタック態勢に。が、後ろからは#4リュータがアタックを仕掛けてくる。#4リュータの追い上げで2位争いが激しくなる。
 しかしそれは意外なかたちで収束した。ダートセクションで#4リュータがミス。素早いリカバリーで対応するが、この争いからは脱落。
 トップでチェッカーを受けたのは#192佐合。一度もその場所を脅かされることない完全な勝利となった。2位は#3Ikki、3位には#5三苫がそのまま入った。

moto1 pro class
1位
#192
佐合 潔
Honda CRF450R
AKB racing & SAAI racing
2位
#3
森田 一輝
Suzuki RMZ450
SRF SPORT & Highsidejunkies宮城
3位
#5
三苫 進
Yamaha YZ450F
C.G. PHNTOM モトぼっちRR
4位
#4
金児 隆太
HusqvarnaSM450RR
チームレアルエキップ Husqvarna
5位
#7
小林 好美
Honda CRF450R
TE SPORT
6位
#6
池田 孝宏
KTM 350SX-F
KTMうず潮レーシング福山
 
圧倒的速さを見せつけての勝利はチャンピオンを決めた#192佐合選手。ホールショットから一度もそのポジションを脅かされることなくチェッカーとなった。
2位に入ったのは#3Ikki選手。宮城仙台で被災し前半のレースに参戦ができなかった。その影響からマシンもエンジンはノーマル状態。しかし2位に食い込む。

3位は#5三苫が入った。今期2度目の表彰台となった。実力を発揮というところか。

スーパーモタード全日本-MOTO1 pro class 2011チャンピオンを獲得した佐合潔選手。 2005、2009、2011と3度目のタイトルとなった。この最終戦も完全勝利で締めくくった。


2位の#3森田一輝選手。Suzuki RMZの顔としてスーパーモタードを盛り上げてきたライダーのひとり。東北の代表としてスーパーモタードを戦う姿にファンも多い。

3位は#5三苫進選手。シリーズランキング4位にあがり来年は#4をつける。今年の活躍。で、すっかりYZ450Fの顔となった。



地元#24橋口が今期2勝目。
 #24橋口カズマ選手がタイムアタックでずば抜けたタイムをたたき出す。2位以下との差は2秒近く。決勝は#24橋口の圧勝かと思わせた。  しかし1コーナーに誰よりも先に入ったのは、2番グリッドスタートの#2ケンタロー。続いて#3森本、#6吉田。#24橋口はスタートをミスし6番手に落ちる。しかしここから#24橋口の猛追が始まった。ひとりづつ確実にパスし順位を上げていく。
 先頭集団は2番手につけていた#3森本がスリップダウンで後方に落ち、#6吉田が2番手にあがる。トップは依然#2ケンタロー。後方から#24橋口がこのトップ集団に近づいていく。
 残り3Lap、ついに#24橋口が#6吉田をパスに成功、2位にあがる。#24橋口は徐々に#2ケンタローとの差を詰める。#2ケンタローもシリーズチャンピオンにかけてトップを守る。
 ラストLap、コーナーの続くインフィールドで#24橋口が#2ケンタローを捕まえ仕掛ける。が#2ケンタローも押さる。ダートではケンタローがその差を広げる。そして第2ダートのバンク、最後の望みをかけて#24橋口がインのラインヘ。
 最終コーナーを最初に抜けたのは#2ケンタロー。スタートからフィニッシュまですばらしい猛追を見せた#24橋口は2位に終わる。3位にはDRZ400の#6吉田選手が入った。

moto2 class
1位
#2
大西 健太郎
Suzuki RMZ250
SRF SPORT & 98%RACING
2位
#24
橋口 一馬
Kawasaki KX250F
D-GARAGE & BRAINS +MY Techno
3位
#6
吉田 和司
Suzuki DRZ400SM
グライドライドレーシング
4位
#5
久保晶
Yamaha YZ250F
スレイプニイル レーシングチーム
5位
#3
森本 圭
Yamaha YZ250F
モトぼっち+DUNLOP
6位
#50
松本 和資
Husqvarna TE250
アルタイヤ ハスクバーナ レーシング
   

前ラウンドでチャンピオンを決め、この最終戦も勝利で飾った#2ケンタロー選手。来年は#1をつけてmoto2 classをひっぱる。

2位に入ったのは#24橋口選手。スタートをミスし、6番手まで落とすがその後の猛追で2位に食い込む。

3位には#6吉田和司選手が入った。DRZ400と言えば、この吉田和司選手というほどこのDRZのスペシャリストだ。このマシンも2005年から使い続けている。
「来年は#1をつけて走りますよ。軽量moto2クラスを盛り上げますので、よろしくお願いします」最終戦も勝利で決めた#2ケンタロー大西選手。ベテランらしい勝負強さを見せた。

2位の#24橋口カズマ選手。「来年はproクラスで走ります。当然KXで戦います。よろしくお願いします」今回もmoto2クラスでは抜けた速さを見せた。来年のproクラスでの活躍を期待したい。
3位は吉田和司選手。DRZ400が使用できなくなる来年はレース活動は未定と言う。



#51ズミ勝利。シリーズチャンピオンは#31赤峰リョータ。
 勝ったのは、今回スポットでこのクラスに初参戦のmoto2#51ズミ選手(五十住選手)。マシンは来年のために用意したCRF450R。
 スタートでトップに立ったのは#31赤峰リョータ。それを追ったのは#4天野と#51ズミ、そして#300高山。
 Lap5、#51ズミがついに#31リョータを捕らえトップに立つ。450で初めてのレースとなる#51ズミは乗れていた。トップ#51ズミ、2位#31リョータと3位#4天野は10代。MOTO1新世代を担う3人だ。結果しだいでこの3人がそのままproクラスに昇格する。
 残り2Lap、一時は離されていた#31リョータが#51ズミの背後を捕まえ、アタックを繰り返す、しかし#51ズミもなんとかおさえこむ。が、かなり疲労が激しい。
 最終コーナーを最初に抜け出たのは#51ズミ、追う#31リョータ。その差はわずか。そしてチェッカー。#51ズミ選手、初参戦初勝利を飾った。2位は#31赤峰リョータ。3位には#4天野拳が入った。
 シリーズポイントを争っていた#35K’sト選手が8位で終わったため、#31赤峰リョータ選手がシリーズチャンピオンを獲得した。これでランキングは2位#4天野拳選手、3位は1ポイント差で#35K’sトシ選手となった。来年、この3人は自動昇格でmoto1 proにあがる。

moto1 open class
1位
#51
五十住 洋佑
Honda CRF250R
C.G.PHANTOM
2位
#31
赤嶺 涼太
KTM 450SMR
KTMうず潮レーシング福山
3位
#4
天野 拳
Husqvarna TC449
Amanoya Husqvrna Racing with Moto West オメガ
4位
#12
古川 和由
Honda CRF450R
KAZU CRAFT★B&C AMSOIL
5位
#3
川崎 隆大
Yamaha YZ450F
川崎商店+MS五郎RACING
6位
#300
高山 直人
Honda CRF
Club Moto Roman
   

moto1 openクラスに初参戦初勝利のズミこと#51五十住洋佑選手。

2位は#31赤峰リョータ選手。最後まであきらめずトップを狙い、#51五十住選手にアタックし続けた。この最終戦でmoto1 open classのシリーズチャンピオンを獲得。

3位には#4天野拳選手が入る。シリーズランキングも2位を獲得。すっかりハスクバーナの顔となった。マシンはTC449。

Rd.7までmoto2クラスに参戦していた五十住選手。proクラスへの昇格が決まったため、450ccのマシンでのレースにトライする意味で参戦したという。初参戦初勝利を達成。

初参戦の年でシリーズチャンピオンを獲得した#31赤峰リョータ選手。来年はproクラスを走る。

最終戦3位、シリーズランキング2位の#4天野選手。来年は上記2人とともにproクラスの昇格する。