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2009年
全日本モトクロス選手権シリーズ第6戦北海道大会レースレポート
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2009年シリーズ後半戦となった全日本モトクロス第6戦北海道大会。決勝当日は好天にも恵まれ、9600人の観客が訪れる中、レースが開催された。
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成田がホールショットを決め、新井、増田一将(#3)熱田らが続く形でレースがスタート。トップを走る成田は、独走態勢を築こうとするのだが、増田を交わし2番手に上がってきた新井が成田をピタリとマーク。いつものように成田が離して行くかに見えたのだが、今大会の新井は違っていた。調子の良い新井は、成田をしばらく責め立てるほどの走りを見せ二人のバトルは後半まで続く。しぶとい走りを見せていた新井だがレース後半、成田との差が開いていき結局この順位でレースが終了。成田が優勝を飾り2番手に新井、3番手には熱田が入った。
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●第5戦から4連勝を飾り今大会パーフェクトウィンを飾った成田亮。残り8ヒート、熱田との激しい戦いが待っているに違いない。
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●ヒート2、成田にしぶとく食い下がっていた新井は成田に仕掛けるほどの走りを見せてくれた。今大会の走りは新井にとって大きな自信となるだろう。
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●ここ最近ほしいところで成田に優勝を持って行かれている熱田。ポイント差もなくなり、厳しいレースが続く。
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●嬉しいパーフェクトウィンを飾った成田亮。新井も自信が付くレースとなった。 |
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ヒート1
第2戦の近畿大会で2位を決めた池谷裕太(#55)がホールショットを決め、レースがスタート。オープニングラップ、すぐさま2番手を走る平田優(#36)が池谷を交わしトップへ躍り出る。3周目、2番手を走る池谷を小島が抜き去り池谷は、勝谷武史(#1)にも抜かれポジションを落としまう。逃げる平田を小島と勝谷が追うのだが、平田との差は大きく開き3番手を走る勝谷が今度は小島に襲いかかる。粘る小島だが、レース中盤疲れが出てきた小島を勝谷と中村友則(#411)が抜いていく。3番手に上がった中村は、今度は勝谷も交わし2番手に浮上。結局この順位のまま単独走行でレースが進み、逃げ切った平田が第3戦以来の優勝を飾り2番手には中村、3番手には勝谷が入った。
ヒート2
井上眞一(#40)、小島太久摩(#935)らが好スタートを決めレースが始まる。トップに躍り出た小島は逃げようとするのだが、その後方で中村と島崎大祐(#53)、勝谷らが小島を追う。小島を追う中村と勝谷はペースを上げポジションをアップ。中村がそのままトップに立ち、勝谷は2番手を走る小島に襲いかかる。結局勝谷は小島も交わし2番手へ浮上。前を走る中村を追うが時すでに遅し、逃げ切った中村が優勝を飾り2番手には勝谷が入った。又中村に抜かれた小島は3番手で表彰台に上がった。
●絶好調の中村はアグレッシブな走りを見せ他のライダーを圧倒する感じだ。スムーズさと安定感がある中村は、トラブルがなければ表彰台は逃がさない感じだ。
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●両ヒートともスタートは良かった小島だが、惜しくも表彰台はヒート2の3位のみ。あと一歩のところで惜しいレースが続く小島。残り8ヒートどんな戦いを見せてくれるか注目だ。
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●ヒート1で独走優勝を飾った平田だが、ヒート2は7位となる。平田も波がある感じだが今後はスタートが課題となるだろう。 |
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●今シーズンライバルの出現で波のある勝谷だが、決して調子が悪いわけではない。平田、中村も加わりシリーズ後半難しいレースを強いられるのは間違いない。
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●第5戦のパーフェクトウィンに続き、第6戦のヒート2で優勝を飾った中村。シーズン残り8ヒート、中村の走りはさらに激しくなるだろう。 |
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まず好スタートを決めたのは、佐藤亮(#19)と村上洸太(#5)、山本鯨(#56)らの3人だ。すぐに山本がトップに立ち独走態勢を築いて行こうとするのだが、調子のいい佐藤が山本に食い下がる。佐藤は山本に必死に食い下がるのだが山本のスピードは佐藤を上回っており、ジリジリ佐藤との差を広げていく。その後方では近藤祐介(#63)が3番手に付けるのだが、ミスを犯しポジションを下げてしまう。代わりに3番手に上がって来たのは、今シーズン表彰台の常連となった鎌倉大貴(#2)。レースは、単独走行がしばらく続き結局山本が11連勝を飾り2番手に佐藤、3番手には鎌倉が入った。
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IB2で優勝した山本鯨(#56)だが、オープンのレースで山本に不運なアクシデントが襲いかかる。IB2同様、佐藤亮(#19)、鎌倉大機(#2)らと好スタートを決めた山本だが、走行中ギャップのバウンドで、完全に完治していない肩がはずれペースを落としてしまう。山本のペースダウンを目にした佐藤と鎌倉の二人は、初優勝を目指し激しいバトルを繰り返す。山本以外の勝者がまだいないこのクラス、二人の攻防は最終ラップまで続き、抜きつ抜かれつの攻防を繰り返し、お客さんの目を釘付けにした。結局わずかな差で佐藤がゴールを決め、佐藤が山本以外の嬉しい勝者となった。惜しくも2位となった鎌倉だが、互いの走りに満足したせいか、ゴールをしたあと斉藤と握手を交わしていた。一方アクシデントに見舞われた山本だが、転倒もしながら何とか4位でのフィニッシュする。
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●山本が離脱したオープンは、佐藤と鎌倉がゴールするまで激しいバトルを展開。ほんの僅かな差で佐藤が優勝を飾った。 |
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●オープンで山本が順位を下げる中初優勝を目指し、激しい走りを見せていた鎌倉だが惜しくも2位でゴールを受ける。
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●オープンで激しいギャップを走行中に肩を外すアクシデントに見舞われた山本鯨。山本の優勝記録は11連勝で止まった。
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●山本の離脱で嬉しい3位の表彰台をゲットした近藤。調子も上がってきており第7戦からの走りに注目だ。
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●山本がペースダウンした後、佐藤と鎌倉の二人は激しいバトルを繰り返し、レース終了後二人は握手交わしていた。
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●山本の連勝が続いていた中、初優勝のチャンス逃がしてしまった鎌倉。優勝への思いは誰よりも強いはずだ。
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益春菜(#1)がホールショットを決め、2番手に安原さや(#10)、3番手に邵洋子(#5)、4番手に鈴木沙耶(#2)の順でレースが始まる。スタートを決めた益は、4ストのパワーを生かしアップダウンのあるわっさむのコースを一人ハイペースでレースを進めていく。一方2番手を走る安原は、必死で益を追うのだが、差を開いていくばかり。その後方では鈴木が3番手をはしる祥を交わし3番手へ浮上。前を走る益と安原を追うのだが、安原をとらえるのが限度。結局鈴木は3位でゴール。2番手には安原が入り、益が優勝を飾った。
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●好スタートを決めた益は、4ストのパワーを生かしこのわっさむで優勝を飾った。
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●シリーズ後半に入り調子を上げている安原は、優勝を目指し益を追うのだが、スタートからうまく逃げられた感じだ。第7戦の藤沢は安原が得意とするコース、益とどんな戦いを見せてくれるだろう。 |
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●4番手からのスタートで益と安原を追った鈴木だが、邵を交わすのに手こずり3位でのゴールとなった鈴木沙耶。レース後半には、安原に食い下がるが、安原の攻略まではおよばずゴールとなる。 |
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Aクラスの工藤隆司(#3)と、Bクラスのアンドレリッキー(#S1)はスタートから安定した走りを見せ優勝を飾る。
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アップダウンの多い本格的なわっさむのコースで、元気な走りを見せてくれたちびっ子達
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選手会主催のIAクラスのサイン会。ファンサービスの為、今シーズン各コースにて行われている。
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