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2009年 全日本モトクロス選手権シリーズ最終戦MFJ GP大会レースレポート

   
 

 2009年度、全日本モトクロス選手権シリーズ第10戦MFJ GPが、秋晴れの中SUGOにて開催された。9700人の観客が見守る中、各クラスチャンピオン争いがかかるレースが展開されどのクラスとも最終戦にふさわしいレースなった。

 

ヒート1

 ヒート1、まずは新型YZ450に乗る釘村太一(#15) がホールショットを決めレースがスタート。オープニングラップ、すぐさま増田一将(#3)がトップに立つが、増田の後方にいた成田亮(#1)と、小島庸平(#44)が増田を抜き去り成田がトップへ浮上。トップに立った成田は、そのまま独走態勢を築いていこうとするのだが、その後方では増田、小島、新井宏彰(#331)の3人が激しい2位争いを繰り広げる。3人の戦いは8周目まで続き、新井が2番手に浮上し、今度は前を走る成田を追う。新井が追い上げる中、3番手のポジションとなった増田も又新井を追う。しばらくこの状態でレースが進むが結局成田が新井を押さえ優勝を飾る。2位には新井、3位には増田が入った。


地元で優勝を飾った成田亮。安定したはしりで優勝を飾った。
 


今シーズン優勝も何度かしている新井だが、成田にあと一歩及ばなかった感じだ、来シーズンはさらに成田に近くなるだろう。



第9戦まで成田と1ポイント差まで詰め寄った増田だが、あと一歩成田には届かなかった。

 


 ヒート2

 ヒート2、熱田孝高(#9)がホールショットを決めるが、すぐにヒート1で優勝を飾った成田がトップへ立つ。後方では2番手に増田、3番手に小島、4番手に新井と各メーカー同士のトップ集団が形成される。4周目、トップを走る成田は、2番手の増田と差を広げ独走態勢を築いていく。前を走る成田に増田が食い下がろうとするが、ここSUGOを地元に持つ成田はトップのポジションで快走を続けて行く。一方3番手争いでは、小島と新井が激しいバトルを繰り返すが、新井がフィニッシュジャンプを越えた後に転倒を犯してしまう。楽になった小島は、そのままポジションをキープしていくが、2番手を走る増田にトラブルが発生、あえなくポジションを落としていく。結局小島は2番手でゴールし、成田がヒート1に続き優勝はたす。3位には追い上げを見せてきた田中教世(#5)が入った。最終戦パーフェクトウインを決めた成田は、今シーズンもチャンピオンが獲得した。


危なげない走りで両ヒート優勝を決めパーフェクトウインでチャンピオンを決めた成田亮。誰よりも安定し早い走りを見せてくれる。



嬉しい優勝と、チャンピオンのダブルを手にした成田亮。

 


GP復帰2戦目となったこのレース、450での走り込みがまだできてない小島だが、トップ集団で互角に戦った。来シーズン、小島はチャンピオンを狙ってくるに違いない

 


今回はトップ争いには加われなかった田中だが、まだまだ走りは健在だ。来シーズンも田中の活躍に期待したい。

 

   
 
 

ヒート1
 ヒート1、久々に復帰した渡辺学(#38)がホールショットを決めレースが始まる。オープニングラップ、すぐさま小島太久摩(#935)がトップへ浮上し、勝谷武史(#1)、平田優(#36)、星野裕(#41)と、各メーカーのトップライダーらでトップグループが形成される。トップに立つ小島は、そのままペースを上げ、2番手との差を広げていく。一方2番手争いは、勝谷と平田、星野が激しいバトルを繰り広げる。メーカーのプライドをかけた戦いが激しい火花を散らし行われる。レースも中盤、平田と星野のバトルは、2番手を走る勝谷をも交わし、ペースが落ちてきた小島に迫っていくが、後半はこのポジションのまま単独走行が続く。結局この順位でレースが終了し、優勝は小島。2番手には平田が入り3番手には星野が入った。一方4番手でゴールした勝谷は、この時点でチャンピオンが決まり、昨シーズンに続き2年連続タイトルを決めた。

ヒート2
 平田がホールショットを決め2番手に小島、3番手に勝谷の順でレースが始まる。ホールショットを決めトップに立った平田は、そのままペースを上げ2番手の勝谷と差を広げていく。逃げる平田を勝谷と小島が追うのだが、その差は縮まらずこの順位のまま単独走行が続いていく。レースも終盤、順位に変動もなくこの順位でレースが終了。逃げ切った平田が優勝を飾り、2番手には勝谷、3番手には小島が入った。



名阪以降調子を上げてきた小島はヒート1で優勝を飾りベテランらしい素晴らしい走りを見せてくれた。


ヒート2、好スタートを決めそのまま逃げ切り優勝を果たした平田だが、チャンピオンを取れなかった悔しさはかりしれないだろう。



 



今シーズンこれまでに無いアグレッシブな走りを見せてくれた星野裕。勝谷、小島、平田と同じぐらいのスピードがついてきた。来シーズンが楽しみだ。

シリーズ通し危なげない走りで2年連続チャンピオンを決めた勝谷武史。来シーズンはIA-1のクラスを走るかもしれない。


2位の表彰と優勝の成績を残した平田だが、悔しさのあまり涙を浮かべていた。



 

   
 
     

 決勝当日はじめのレースとなったIB-2クラス、ホールショットを決めたのは、村上洸太。オープニングラップすぐさま山本鯨(#56)が村上をパスしトップへ躍り出る。トップに立った山本だが、シリーズ後半調子を上げている佐藤亮(#19)が山本をピタリとマークする。逃げようとする山本だが、ここSUGOを地元にもつ佐藤もしぶとい走りを見せ山本に食い下がる。2周目、佐藤が山本をパスしトップへ浮上。トップを走る佐藤は、レース中盤迄山本を従えて行く。9周目、今度は疲れが出てきた佐藤を、山本がパスしトップへ立つ。トップに立った山本は、そのまま快走を続けていく。山本に抜かれた佐藤は、結局2番手をキープし、そのままゴール。優勝は山本が飾り3位には後方から追い上げてきた上田康平(#3)が入った。

 

 

 

 MFJGP最後のレースとなったこのクラス、山本がホールショットを決めレースがスタートするが、すぐに佐藤が山本を交わしトップへ立つ。トップへ立った佐藤を追う山本だが、今度は後方にいた鎌倉大樹(#2)にも交わされてしまう。山本を抜いた鎌倉は、その勢いで今度は佐藤も交わしトップへ立つ。オープニングラップから、この3人の激しいバトルが繰り広げられていく。2周目、トップを走る鎌倉にプッシュをかけていた佐藤だが、今度は山本に交わされる。逃げる鎌倉を山本が捕らえこの二人のバトルがレース後半まで続く。二人の激しい戦いは、抜きつ抜かれつのバトルが繰り広げられ、観戦者の目を釘付けにした。結局山本が鎌倉を押さえ優勝を飾り。2番手にはすばらしい走りを見せてくれた鎌倉が入り、3番手には後方から追い上げ上田が入った。優勝を決めた山本は、IB-2クラスのチャンピオンと、IBオープンクラスのダブルチャンピオンを手にした。


 

両ヒートパーフェクトウィンを決めチャンピオンを決めたた山本は、来シーズンはIA-2クラスの参戦となる。山本の活躍に期待したい。


IB-2に続きIBオープンでもすばらしい走りを見せてくれた佐藤亮。ここSUGOでは山本に負けない走りを見せてくれた。


オープンクラス、この二人のバトルは最後まで続きお客さんの目を釘付けにした。



今シーズン山本にやられっぱなしの鎌倉だったが、オープンで山本と激しいバトルを繰り広げプライドを見せてくれた。



両ヒートとも優勝で飾った山本は、IB-2に続きIBオープンでもチャンピオンを決める。

   
 

 最終戦までチャンピオンの決定がもつれ込んだレディスクラス。調子を上げてきたチャンピオンの益春菜(#1)がホールショットを決め、レースが始まる。トップを走る益だが、同じように好スタートを決めた邵洋子(#5)が、トップを走る益に激しく襲いかかる。益に対する激しい邵のアタックは、5周目まで続くが、邵は惜しくも転倒してしまう。邵の激しいアタックを受けていた益だが、今度は4番手から追い上げてきた鈴木沙耶(#2)が襲いかかる。チャンピオン獲得に向け優勝を飾りたい益だが、追い上げてきた鈴木に付かれてしまう。二人バトルはしばらく続くがレース後半、鈴木がついに益をパス。鈴木がトップへ躍り出る。トップに立った鈴木のペースは衰えることなくトップを走りきり、そのままチェッカーを受ける。2番手には益が入り、3番手には惜しくも転倒で順位をおとした邵が入った。2番手に入った益は、この時点でチャンピオンを決めた。

 

 


9戦あたりから調子を戻してきた益だったが、最終戦も厳しいレースとなった。


シリーズ後半に入り本来のスピードがもどってきた鈴木は、最後まで諦めない走りで益を苦しめ最終戦で優勝を飾った。来シーズンも益とのバトルが繰り広げられるに違いない。
 


スタートから益に激しいチャージをかけすばらしい走りを見せてくれた邵洋子。来シーズンは台風の目になりそうだ。

 

 


惜しくも2番手となったが、嬉しいチャンピオンを手に入れた益春菜。昨年と違い今シーズンは激しいシーズンだったに違いない。



 
 

 
 

 国産の50クラス(Aクラス)と、外車クラス(Bクラス)の混走で行われたチャイルドクラス。Aクラスの岡本洋海(#3)と、Bクラスの渡辺陵(#23)が好スタートをきるが、安定した走りを見せてくれたAクラスの濱先陽心(#41)が8周目にトップへ立ちそのままゴール。Bクラスでは、岡本実(#21)が優勝を決めた。

 

 
●秋晴れの中25名のちびっ子達が元気よくレースを行い、多くの観客から声援が送られていた。



   


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