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2008年 全日本モトクロス選手権シリーズ第8戦近畿大会 レースレポート


2008全日本モトクロス選手権シリーズ第8戦の近畿大会は、第7戦の東北大会から1ヶ月以上の日にちをあけ、9月6日、7日に奈良県の名阪スポーツランドで開催された。レース当日は、悪天候も予想されていたが、
絶好のモトクロス日よりとなり多くの観客が訪れた。


ヒート1

第7戦で、ポイントリーダーの成田が欠場したことから、ポイントの差が縮まった後のこのレース、ランキング上位の激しい戦いが予想された。スタートで飛び出したのは、#44小島庸平。小島は得意のスタートを決め、2番手との差を広げようとする。#4増田一将、#952福留善秀、#12出原忍、#1成田亮、#13田中教世らが小島に続きレースが始まる。小島が序盤からペースを上げていく中、その後方を走る福留は、ミスを犯し、5位へ後退。3番手を走っていた増田が2番手へ上がり、この名阪での第1戦でも見れた二人のバトルが始まった。レース進行の中、バックマーカーが出てきたことで、小島と増田との差が縮まり、二人は第1ヘアピンへ突っ込む。小島はアウトを使い増田はインからのラインを取る、小島の立ち上がりのラインに増田が入り、二人は体をぶつけながらそのままジャンプする。転びはしなかったものの、激しい戦いを見せてくれた。結局、増田が前を走り、小島は2番手を走る形となった。一方その後方では、3番手を走る熱田と、成田のバトルが始まり二人のペースは、2番手を走る小島までも巻き込み、3台の2番手争いが繰り広げられる。この勝負、成田が勝ち小島が3番手となり熱田は惜しくも4番手となった。増田は第7戦に続き優勝を飾った。




得意のスタートを決めた小島だが、レース後半体力が持たない戦いが続いている。庸平の今後の課題は、体力作りかもしれない。
 
 



庸平と体当たりするほどの戦いを見せた増田は、ヒート1完璧な走りを見せてくれた。第1戦の名阪同様、またしても小島との因縁の対決となった。

藤沢に続き優勝を飾った増田は、シリーズ後半に入り調子を上げている。しぶとい走りをする増田は、後半戦怖い存在となりそうだ。
 
 


ヒート2

ヒート2、またしても好スタートを切ったのは#44小島庸平。ヒート1同様逃げ切り体制を築こうとする小島に、#712熱田孝高、#13田中教世、#121釘村忠、#12出原忍と続く。スタート直後の1コーナーで、#5北居良樹、#4増田一将が転倒。成田も第1ヘアピンで、エンストしエンジンがかからず、後方からの追い上げを強いられる形となった。2番手に付いていた熱田は、すぐさま小島をパスし、トップへ浮上、熱田、小島、釘村、田中がトップグループをつくる。トップを走る熱田はペースを上げ、独走態勢を築いていく。一方後方では、スタートで出遅れた成田と増田が強烈な追い上げを見せ、トップグループへ追いついてしまう。結局成田は、2番手を走る小島までも抜き去り、25人も抜く驚異の走りを見せた。最終結局成田は、2番手まで上がりそのままの順位でゴール。熱田は嬉しい今期初優勝を飾った。

好スタートを決めた熱田は、そのまま逃げ切り今シーズン嬉しい初優勝を飾った。残り2戦、調子を戻して来た熱田の走りに注目だ。

 

 
スタート直後のエンストで、後方からの追い上げを強いられた成田だが、25人抜きの走りを見せた!

 

 

   
 

ヒート1
#49三原拓也がホールショットを決め、#47池谷優太、3番手に#935小島太久摩らが続く。すぐに#47池谷が、#49三原を交わしトップへ浮上する。#49三原は小島にも抜かれ、3番手へ。トップを走る#47の池谷はこのレース、中盤近くまでトップを走りレースを引っ張りこれまでにない走りを見せてくれた。一方その後方では、#111の勝谷武史、#444の星野裕がポジションアップをはかり、池谷と小島を追う形でレースが進行する。レース中盤、小島が池谷を捕らえトップを奪う。池谷は追い上げてきた勝谷にも抜かれ、ポジションを落としていく。トップを走る小島だが、勝谷にも抜かれ、苦しいレースの展開を余儀なく強いられてしまう。小島はレース終了間近、星野と激しい追い上げを見せたものの、#103渡辺学にも抜かれ、結果は5位。勝谷は久々の優勝を果たし、2位に入った星野は地元広島以外で、嬉しい初の表彰台となった。またトップを走っていた池谷も、嬉しい4位をゲットした。


ヒート2
#49三原拓也がホールショットを決め、#111勝谷武史が、2番手を走る。すぐさま勝谷が三原を抜きトップへ。2番手から#49三原、#935小島太久摩、#103渡辺学、#47池谷優太、#42深谷広一、#54島崎大裕の順でレースがスタートする。トップ集団は、20〜30メートルほどの距離を保ちながら、しばらく単独走行が続くが、その中の一人、トップを走る調子の良い勝谷はペースを上げ、独走態勢を築いていく。レース後半、もう一人調子の良い#42深谷広一が、ハイペースでトップの勝谷を追う。勝谷はレース終了まぎわ、ペースを落とすが深谷は追いつかなかったものの2番手を走る渡辺を抜き、2位をゲット。深谷は久々の表彰台を飾った。勝谷は、ヒート1とヒート2の優勝で嬉しいピンピンで総合を飾り、ケガで休んでいるトップの#197平田優と、7ポイント差まで追いつめることとなった。


 


両ヒートとも、ピンピンを取った勝谷は今シーズン絶好調!ランキングトップの平田に7ポイント差まで詰め寄る!
 


広島以外で初の表彰台となった星野。残り2戦の
走りに注目だ!

久々の表彰台となった深谷。スピードのついてきた深谷の今後の走りに注目だ!

両ヒートとも3位に入った渡辺は、今大会元気な走りを見せヒート1、ヒート2ともに3位に入る成績を残した。
 

   
 

第1レースとなったこのクラス、まず好スタートを切ったのは#26大隅建人。#7伯田勇馬、#18吉原京右、#1小関元貴、#149佐々木雅哉、#15原田翼らが大隅に続く。#1小関がすぐさま#18吉原抜と、#7伯田を抜き大隅を追うが、トップを走っていた#26大隅は、転倒し順位を7番手まで落としてしまう。かわりに小関がトップへ上がり独走体制を築こうとするが、後方から追い上げてきた#73の松下幸司が、小関にチャージをかける。小関とバトルの末、松下が小関を抜きトップへ浮上。松下に抜かれた小関は、ミスを犯し原田にも抜かれてしまうが、さらに抜き返し2番手へ上がりトップを走る松下はそのままゴール。2番手には小関が入り3番手には原田が入った。


好スタートを切ったのは、IB-2で優勝を飾った#73の松下幸司。2番手から#15原田翼、#79広野拓也、#17飯野俊寿、#20高原佳紀、#11筒井卓也の順でレースがスタート。2周目、#79広野と#11筒井が、前のライダーを抜きポジションを上げる。IB2で2位に入った小関は、スタートで出遅れ後方から10人を抜き、厳しい追い上げ強いられる。一方トップを走る#73松下だが、#79広野と接近戦。その後方では3番手争いで、#11筒井と#15原田が接近戦。結局、#73松下と、#11筒井が競り勝ちトップは#73松下、2番手に#11筒井、3番手に#17飯野、4番手に#15原田の順でレースはすすみ、この順位でフィニッシュとなった。激しい追い上げを見せていた小関だが、急ぐあまりミスを犯し、結局25位でフィニッシュした。



安定した走りで走った松下は、誰よりも乗れていた。勝のが難しいこの名阪で、勝てたことは今後の自信になっただろう。
ピンピンで優勝を飾った松下。得意のスタートを決め楽なレース展開をみせてくれた。


シリーズ後半に入り調子を上げている原田。切れのある走りで残り2戦も表彰台に上がるに違いない。

スタートの失敗や、ミスが続いた小関は今回はIB-2の2位の表彰台だけ。少しばらつきの見えてきた小関、安定した走りが小関の武器なのだが。


北海道大会から調子を上げている筒井は、表彰台の常連となりつつある。

   
 
    
 
益春菜のチャンピオン決定がかかったこのレース、#100安原沙耶が好スタートとを切り、#2益春菜は2番手のポジションでレースがスタート。3番手から、#16川村真理子、#1鈴木沙耶、#5山本泉と続く。今シーズン調子を上げている益は、すぐさま安原を抜き、チャンピオン獲得に向けトップを走る。4番手を走っていたディフェンディングチャンピオンの#1鈴木は、トップを走る益を追うが、#16川村を抜くのが精一杯。結局安定した走りで独走を果たした益が、優勝を果たしチャンピオンを決め、2番手には安原、3番手に鈴木が入った。表彰台で益は、涙を流し嬉しいチャンピオン決めた。益は、デフェンディングチャンピオンの鈴木に、「沙耶ちゃんのおかげでここまで早くなれた」と語っていた。
 
チャンピオン獲得に向け、今シーズンは攻めの走りを見せた益春菜。第8戦この名阪で念願のチャンピオンを決めた。
 


益にチャンピオンを譲った鈴木だが、練習が少なかったと反省していた。そのための結果だと鈴木はコメントした。



 
 

優勝とチャンピオンを手にした益春菜。これまでのレースを振り返り涙を流していた。
ケガから復帰して2戦目となる近畿大会。地元で久々の表彰台2位をゲットした安原。
 

表彰台で鈴木にコメントする益春菜。鈴木も嬉しい表情を見せていた

   
 
好天の暑い中、チャイルドクラスのレースがスタート。#37平井龍希、#43井川実乃里、#2藤井真悟、#44小川大輝らが好スタート決め10分プラス1周のレースがスタート。猛暑の中#2の藤井が、安定した走りでトップを奪い、Aクラスで嬉しい優勝を果たし、Bクラスでは、総合で4位の#37平井龍希が優勝を果たした。暑い中、元気な走りを見せてくれたちびっ子ライダーには、観客から大きな声援が送られたいた。
 

激しいコースを走るちびっ子達。
スタートを待つちびっ子ライダー達。
   





 

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