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2008年 全日本モトクロス選手権シリーズ第3戦 SUGO大会 レースレポート

2008全日本モトクロス選手権シリーズ第3戦のSUGO大会は、第2戦の関東大会から2週間後の5月10〜11日、宮城県のスポーツランドSUGOにて行われた。予選当日、土曜の晩から日曜日決勝当日の朝まで、小雨まじりのあいにくの天候となったが、決勝当日の午後からは、気温は低いものの雨は上がり走りやすいコンディションとなった。


ヒート1
今シーズン、新井の活躍が目立つこのクラス。3度の優勝を飾った成田と、現在ランキングトップの新井との走りに注目が集まった。好スタートをきったのは溝口と成田。スタート後すぐに成田は溝口をパスする。トップを走る成田に小島がチャージを仕掛けるが成田がペースを上げ逃げるかたちとなる。新井も2番手の小島の後ろに付き様子を伺いながら小島をパス。小島をパスしたあと成田を追撃。新井は小島をジリジリと引き離し、成田に迫って行くが、成田はそのまま独走態勢を築く。その後方では、4番手を走る増田が小島を抜き3位に浮上。ペースを上げてきた増田は新井にも迫るが、時すでに遅し、成田は余裕の大差をつけフィニッシュ。今シーズン4勝目を飾る。優勝した成田は、得意のSUGOで誰よりも絶妙なラインを走っていた。
 
 



成田はこのSUGOで、パーフェクトウインを飾り今シーズン5勝目を飾って見せた。ルーキーでありながら新たなライバルの出現に、シリーズ後半成田はどういう戦いを見せてくれるだろう。


 



ヒート2

新井、成田、福留が好スタート。すぐさま成田が新井をパス。4番手の小島が福留をパスし、成田、新井、小島とレースがスタート。その後方で福留もトップ3を追うかたちのレース展開となった。4番手争いは、釘村太一と釘村忠の親戚同士が接戦。そこに福留と増田が加わり激しいバトルが展開される。そんな中から抜け出したのは釘村太一。4位に浮上した太一は、今度は3位の小島にチャージをかけるのだが、新井と小島は成田を追ってペースアップ。一方の成田は得意のコースと言うこともあり、トップのまま快調にペースを上げていく。最終的には2位に大差を付けヒート1同様トップでフィニッシュ。シリーズ3戦目にして嬉しいパーフェクトウインを飾った。インタビューで新井は「良いラインを見つけることが出来なかった」とコメント。
 

 

第2戦までランキングトップの新井であったが、成田にトップを許してしまう。第4戦は、新井の得意とする広島の後楽園。第4戦もこの二人の戦いに目が離せない状況だ。

 

 
 
ヒート1
激しい戦いが繰り広げられるこのクラス。好スタートを切ったのは、第2戦思うような走りが出来なかった小島太久摩。その小島の後方2番手に井上、3番手に池谷、4番手に平田、5番手に渡辺と続きレースがスタート。レース序盤、渡辺は前を走る平田にチャージをかけるが、平田は前を走る池谷を抜き小島と2位の井上を追うが、後方を走る渡辺が平田を捕らえ猛チャージをかけてくる。一方、トップを走る小島は独走態勢を築こうとするのだが転倒してしまう。小島の転倒後、2番手を走っていた井上がトップに浮上。転倒した小島は4位まで順位を落とすこととなる。その後追い上げるが、渡辺と平田には届かず、トップを走る井上の転倒もあり、小島は結局3位でフィニッシュ。攻めの走りを見せた渡辺が平田を押さえトップでゴール。今シーズン初優勝を飾る。

ヒート2
雨も上がりベストコンディションとなったSUGOモトクロスコース。ヒート1以上の熱戦が期待された。まずスタートを決めたのは平田優、2番手に小島、3番手に星野裕と続き、すぐさま4番手の勝谷が星野をパスし、勝谷が3番手に浮上。平田はペースを上げ独走態勢を築いていく。その後方では小島と勝谷、渡辺、星野と2番手争いを4人で激しく繰り広げる。平田を追う小島に、勝谷がチャージをかけ小島を抜き去るが、すぐさま勝谷は転倒してしまう。2番手の小島は単独走行を続けるが、3番手には星野を抜いた好調の渡辺が浮上。4位の星野は渡辺を追うが、差は縮まず4位まではそのまま単独走行でフィニッシュ。安定した平田の走りが伺えたレースとなった。ヒート1同様、激しい追い上げを見せた渡辺は3位でフィニッシュとなる。

 

 

アグレッシブな走りを見せ今シーズン初優勝を飾った渡辺。安定した走りと、攻撃的な走りをかねそなえた渡辺は、小島と共にチャンピオンを狙う。





今シーズンチャンピオン獲得に向け走りと安定性に磨きのかかった平田は、3勝目をあげる。
 

今回も欲しいところまでいった小島だが、転倒で順位を落としてしまう形となった。

   
 
 

決勝当日、小雨の降るぬかるんだコースで、午前中はじめのレースとなったこのクラス。飯野がホールショットを決め、筒井、小関、大隅の順でレースがスタート。飯野は2位との差を広げ、逃げたいところだが、その後方で筒井、小関、大隅の2位、3位争いが行われる。そんな中、2番手を走っていた筒井だが惜しくも転倒。ポジションを5位まで下げてしまう。激しい接戦のなか、トップに躍り出たのはSUGOを知り尽くした小関元貴。小関は危なげない走りでトップをキープし、2位との差をそのまま引き離しにかかる。その後方2番手争いは、松下と飯野が激しいバトルを展開。3位4位争いでは、大隅が松下へ猛チャージをかけるが、大隅は転倒してしまう。2位の松下も単独走行。トップを走る小関は、結局2位の松下に10秒以上の大差を付け、チェッカーを受ける。飯野と筒井は、ゴール寸前まで激しいバトルをするが、飯野が3位でゴール。4位に筒井が入る。2位に大差を付け優勝した小関は、今シーズン初優勝を飾る。




関東大会では転倒し結果を残せなかった小関だが、ここ地元のSUGOで、パーフェクトウインを飾る。

   
 
 
ホールショットを決めたのはIB2で優勝した小関。大隅、原田と続くがすぐさま原田が大隅をパス。原田は逃げる小関を追撃。その後方3番手に飯野が上がるもすぐさま転倒。トップの小関と原田は3番手に大きく差を付け単独走行を続ける。3番手争いは後方から追い上げてきた鎌倉、上田、大隅、松尾と激しいバトルを繰り広げた。小関はそのまま大差を付け優勝!IB-2の優勝とパーフェクトウインを飾った。

 




オープンクラスで原田は関東大会と同じ2位をゲット!今後の走りに期待したい。
 
   
 
 
 
ベストコンディションとなったSUGOのコース、調子の良い益と、鈴木沙耶の戦いが始まった。好スタートを切ったのは益。益の後方では、川村と邵が激しい2位争いをする。邵は13歳とは思えない安定した走りで川村へチャージをかけ、激しい接戦が繰り広げられる。トップの益がペースを上げ独走態勢を築こうとする一方で、後方から鈴木沙耶が周回遅れを巻き込みながら益を追撃。レース終盤、益と鈴木が激しいバトルを繰り広げ、ついに鈴木がラスト1周で益を捕らえトップに浮上。そのままゴールとなった。鈴木は「勝てるとは思わなかったので勝てて嬉しい」とのコメント。益は「思ったようにアクセルを開けることが出来なかった」と悔やんでいた。

 

 

 

13歳ながら安定した走りを見せてくれた邵。今後の走りに期待したい。

   
   
 
 
地元東北と関東から遠征してきたちびっ子ライダー32名がエントリーしたチャイルドクラス。ショートカットを施したコースでレースが行われた。Bクラスでは#13の久保君が好スタート。久保君と茂木君の二人は後続に大差をつけ走り続けるが、久保君がおしくも転倒。2番手を走っていた茂木君がトップにで、そのままゴール。一方、Aクラスではスタートから安定した走りを見せた皆川君が、最後まで走りきりそのままゴール。2位には佐々木君が入る。雨上がりの荒れたコースを元気よく走ったちびっ子ライダー達は、みんなで 表彰台に上がり、メダルを手にレースの楽しみを味わった。

 

 

 
 
スタート2番手から追い上げ久保君の転倒で優勝した茂木君。この二人の走りは観客をわかしてくれた。

   
   





 

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